トヨタ自動車は、今年10月、期間従業員を約800人採用することを決定した。

 トヨタは、世界的な経済不況で大幅に販売が減少したことから、減産を実施し、昨年6月末以降、期間従業員の採用を中止していた。

 しかし、今年春以降、各国で自動車購入に対する優遇税制や補助金制度等が導入され、国内・海外とも販売が回復しつつあることから、残業や休日出勤、社内・関係会社からの応援で生産に対応してきたが、今後の生産計画を踏まえ、期間従業員の採用を再開することにした。

 同社では、今回の募集を、過去に同社で期間従業員として就労していた従業員を中心に行うとしている。

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