独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構は、2009年度障害者雇用職場改善好事例の入賞事業所を発表し、最優秀賞に、富士ソフト企画(神奈川県鎌倉市、城田文晴社長)が選ばれた。

 毎年9月の「障害者雇用支援月間」に合わせて、同機構は、企業の障害者雇用および職場定着のために雇用管理や職場環境の整備などを改善・工夫している好事例を募集し、優秀事例を表彰している。今年度は「精神障害者」をテーマに募集を行い、71事例の応募があった。

 最優秀賞には、富士ソフト(神奈川県横浜市、白石晴久社長)の特例子会社である富士ソフト企画が選ばれた。

 同社は、精神障害者の職業上の特性に対して、カウンセラー3人の配置、役職者に対するメンタルヘルス研修、フレックスタイム制の導入などで就労支援システムを構築し、多くの精神障害者を雇用している。企業内で障害者の委託訓練を実施しており、精神障害者社員が講師となり訓練生を指導し、当事者同士の能力向上の機会を設定している点も評価された。

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