バレーボール男子のサントリーサンバーズ大阪に所属する高橋塁(24)が29日、自身のセクシャリティーを公表した。

 高橋は「僕は幼き頃から、自分自身のある一面について向き合うことを恐れ、悩み、自分自身を否定していました」とした上で、「それは、僕がゲイであり、セクシュアルマイノリティの一人であるということです」と自身の言葉で明かした。

 公表のきっかけとなったのは、弟でバレーボール日本代表の高橋藍との時間だったという。

 「約2年間、弟の高橋藍と同じチームで過ごしたことが僕にとって何よりも大きく、藍と話したことをきっかけに、初めて自分自身を認めることができました」と説明。「自分の気持ちを言語化することで心を整理することができ、少しずつ『ありのままの自分でいい』と思えるようになりました」とつづった。

 続けて「ここまで自分自身と向き合うことができたのは、藍との時間をはじめ、これまでそばで支えてくれた家族、チームメイト、チームスタッフ、そして関係者の皆さんの存在があった からです。これまで様々な場面で支えてくれたことに、心から感謝しています」と感謝。

 「新シーズンを迎えるにあたり、いつも応援してくださるファンの皆さんにも、このタイミングで自分自身の言葉で伝えておきたいと思いました」と公表した理由を説明した。

 今後については「これからも、バレーボールに尽力し、様々な場面で自身の成長のために頑張っていくことに変わりはありません」と表明。

 さらに「理由や背景は違っても、自分自身を受け入れられずに悩んでいる方にとって、僕が自分自身と向き合い、自分の言葉で伝えることが、少しでも何かのきっかけになれば嬉しく思います」と思いをつづった。

 最後に「これまでもファンの皆さんをはじめ、沢山の方々に応援して頂き心から感謝しています」とし、「これからも、高橋塁らしく、バレーボールを通じて成長していきたいと思います」と結んだ。