ジャッジに不満を示したベネズエラのビスカロンド監督。一方で日本の選手たちの能力や技術の高さには賛辞を贈った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 森保一監督が率いる日本代表は9月28日、国際親善試合でベネズエラ代表とエディオンピースウイング広島で対戦。46分に先制点を献上するも、その3分後に上田綺世が同点弾を奪取。さらに90+6分に上田がPKで再びネットを揺らし、2-1で逆転勝利した。

 土壇場での失点で敗れたベネズエラにとっては悔やまれる結果に。試合後の会見でオスワルド・ビスカロンド監督は、「日本からボールを奪ってゴール前で上手く立ち回ることができる長身の2トップへ繋ぎ、ウイングバッグも活かしながら攻撃をするのが狙いだった」とゲームプランを明かしつつ、試合をこう振り返った。

「日本の選手たちは非常にポテンシャルが高く、手強かった。彼らに対応できるまで、試合開始から15分から20分ほど時間がかかった。非常に技術のレベルが高く、連係を活かしたパスのコンビネーションは素晴らしかった。
 
 後半に入ってからは日本の主力の選手たちが入ってきた。彼らがピッチに立ってまだリズムを掴めていない時に、我々はそこを活かして得点できた。ただその後、非常に精度の高いクロスからゴールを決められた。あのようなシーンに対応できるようになることが、今後の韓国戦に向けての改善点だ」

 また、試合の中で承服しかねる点があったようだ。それが90+1分にヘスス・ラミレスが敵陣ボックス内で鈴木淳之介に足をかけられて倒されたシーンだ。当初はPKと判定されたが、VARのチェック後、このシーンの前に自陣ボックス内でベネズエラ側のファウルがあったとされ、逆に日本にPKを与える結果に。これが勝ち越しゴール献上に繋がった。

 ビスカロンド監督は、「今日の試合では審判のジャッジで非常に居心地の悪い思いをしたことも事実」とコメント。さらに続けて、不満をぶちまけた。

「(判定には)非常に驚いた。我々にPKが与えられるべきだったし、その後のアディショナルタイムが2分しか与えられなかったのも疑問だ。これに関して、我々にできることは何もない。ただ、我々も機械ではないので、このような判定が感情面に非常に大きく影響する。今回の試合では、審判のジャッジは我々に対するリスペクトに欠けていたと感じた」

 日本での戦いを終えたベネズエラは次戦、10月2日に韓国と敵地で相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ベネズエラがPK獲得→VARで一転! 日本にPKが与えられたシーン