気になる大谷翔平の状態は?ド軍監督「数日たてば…良くなる」と確信 数々“伝説”残したPS復調に期待
◇ナ・リーグ ドジャース5-1ジャイアンツ(2026年9月27日 サンフランシスコ)
ドジャースの大谷翔平投手(32)が27日(日本時間28日)、敵地でのジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場。3打数1安打でレギュラーシーズン最終戦を終えた。今季はケガによる打撃不振にも苦しみ、主要タイトルを獲得することができず、無冠でシーズンが終了。不完全燃焼に終わったレギュラーシーズンの悔しさを胸に、ポストシーズン(PS)に向かう。
2度目の右肘手術から完全復活を目指した今季はドジャース移籍後、初めて開幕ローテーション入り。6月までは防御率1点台をキープするなどサイ・ヤング賞級の活躍を見せ、7勝を挙げていた。ただ、6月中旬に左膝に炎症を抱えていることが判明。7月に入ると、右上腕にも不安を抱え、同月3日のパドレス戦で6回3失点だった登板を最後に投手としては実戦から遠ざかった。結局、投手としては14試合で8勝2敗、防御率1・79で規定投球回には達しなかった。
自身初の両リーグ最多得票で選出された球宴も辞退し、左膝に注射を施すなど治療に専念。回復に努めたが、後半戦は打者としても苦戦が続いた。豪快な打棒は鳴りを潜め、8月18日のロッキーズ戦を最後にノーアーチの日々が続き、ついには9月3日のカージナルス戦で31試合ぶりにスタメンから外れた。
そこから、4試合連続で欠場後、7日のレッズ戦でスタメン復帰。ただ、右腕の状態は悪化し、翌日から再び欠場が続き、11日にはIL入り(適用は8日から)。投手復帰も慎重に進めてきたが、今季中は断念することとなった。
23日のパドレス戦で16日ぶりに復帰したものの復帰後は5試合で21打数5安打1打点、8三振。18試合、86打席ノーアーチでレギュラーシーズンを終え、ともに移籍後自己ワーストを更新した。
打者としての今季成績は139試合で打率・275、30本塁打、81打点、11盗塁。打率、本塁打、打点ともにトップ5に入ることはできず、無冠でシーズンが終了。昨季まで3年連続でMVPを受賞していたが、5度目の受賞は極めて厳しくなった。
それでも照準はあくまでワールドシリーズ3連覇。24年のヤンキースとのワールドシリーズでは左肩を脱臼するアクシデントに見舞われながらも出場を続け、念願だった世界一を経験。昨年はブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦で3本塁打に加え、7回途中無失点、10奪三振と二刀流で大暴れし“伝説”をつくった。
この日の試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷について「前日より良く見えた」と評価。「復帰してから何打席だったか、その実戦打席を経験できたことは大きい」と打席に立ったことが何よりも大事とし「一番大事なのは、この5試合を健康な状態で終えられたと僕たちが感じていること。ここから数日たてば、さらに状態は良くなると思う。土曜日を迎える頃には、いい状態になっていると思う」とまだまだ状態は上向くと期待を寄せた。
周囲の予想を上回るのが大谷翔平。3連覇へ復調を待ち望むしかない。ドジャースのポストシーズンは10月3日(同4日)の地区シリーズで幕を開ける。

