クロスオーバーGとは?

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一部改良で進化した“最安クラウン”「CROSSOVER G」

 トヨタは2026年9月3日、「クラウン クロスオーバー」の一部改良を発表し、同日発売しました。同時に改良された「クラウンスポーツ」と「クラウンセダン」は9月発売、「クラウンエステート」の一部改良は2026年末を予定しています。

 このうち、クラウンクロスオーバーのエントリーモデルとはどのような仕様なのでしょうか。

【画像】超カッコいい! これがトヨタ新型「クラウンクロスオーバー」の姿です! (52枚)

「クラウン」は1955年に初代が登場したトヨタを代表する高級乗用車ブランドです。現行の16代目シリーズは複数のボディタイプで展開され、その先陣を切って2022年9月に発売されたのがクロスオーバー。セダンとSUVの魅力を融合させたスタイルが特徴です。

 ボディサイズは全長4930mm×全幅1840mm×全高1540mm、ホイールベースは2850mmで全グレード共通です。

 グレードは「G」「Z」「RS」の3本立てで、いずれも4WDのみ。

 G、Zのパワートレインは2.5リッター直列4気筒(最高出力186PS・最大トルク221N・m)に、最高出力136PS・最大トルク208N・mのフロントモーターと、最高出力54.4PS・最大トルク121N・mのリアモーターを組み合わせるハイブリッドです。変速機は電気式無段変速機、駆動方式は「E-Four」(電気式4WD)です。

 RSもハイブリッドですが、2.4リッター直4ターボ(最高出力272PS・最大トルク460N・m)にDirect Shift-6ATと大出力リアモーターによる電動4WD「E-Four Advanced」を組み合わせた別系統のものとなり、燃費は15.6km/L。使用燃料もプレミアム(ハイオク)で、他グレードのレギュラーとは異なります。

 今回の改良では、リアデザインの変更によって安定感のあるワイドスタンスを実現。バイトーンの構成も見直され、ボンネットフードとベルトラインから上のキャビン全体がブラック化されました。

 アーチモールディングやバンパー下、ドア下のモールディングはピアノブラックへ変更。新色「ニュートラルブラック」も採用しました。

 また、G、Zのハイブリッドが刷新され、最新の第5世代ハイブリッドシステムが導入されています。

 システム最高出力は従来の172kW(234PS)から176kW(239PS)へ向上し、燃費(WLTCモード)もGグレードで22.4km/Lから23.1km/Lに改善しています。

 そのほか、パドルシフトの標準装備化やオーディオ、サウンドシステムの性能の向上が図られてました。

 そんなクラウンクロスオーバーの中で、最も安価に設定されているのがGグレードです。

 装備面では、225/55R19タイヤ&19×7Jアルミホイールを履き、ヘッドランプはBi-Beam LED、リアの車名エンブレムはクローム仕上げ。ZとRSは21インチで、両グレードとも4眼LEDヘッドランプです。さらにGでは18インチへの変更もでき、その場合は車両本体価格が2万7500円安くなります。

 インテリアは上級ファブリック+合成皮革のシートで、内装色はブラックのみ。ステアリングは本革巻き(パドルシフト付)ですがヒーターとタッチセンサーは非装着で、助手席は4ウェイマニュアル、後席は一体固定式です。

 ディスプレイオーディオは12.3インチHDでコネクティッドナビに対応し、スピーカーは6個。RSとZに標準装備される「トヨタプレミアムサウンドシステム(10スピーカー/8chオーディオアンプ)」は備わりません。キーはスマートキーで、デジタルキーは3万3000円のメーカーオプションです。

 一方、Gにリアサポートパッケージは設定されません。RSとZでは27万9400円の同パッケージを選ぶと、40/20/40分割リクライニングのリアパワーシートや後席シートヒーター、電動式リアサンシェード、3席独立温度コントロールフルオートエアコンなどが追加されます。

 12.3インチTFTカラーメーターや電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド、エンジン、ブレーキ、ステアリングなどの機能を統合制御するVDIMは全車標準装備。ナノイーXやAC100V・1500Wのアクセサリーコンセントも共通です。いっぽう11万円のパノラマルーフはRSとZのみの設定で、Gでは選べません。

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 Gグレードの価格(消費税込、以下同)は517万9900円で、Zが599万9400円、RSが673万9700円です。最上位のRSとGの価格差はおよそ156万円にもなります。

 第5世代ハイブリッドで239PS・23.1km/Lを手にしたGは、517万9900円という価格ながら、走行性能はZと共通です。装備の“引き算”を受け入れられるなら、クラウンをもっとも身近に味わえる1台といえるでしょう。