三重県津市の中心部にある名刹「龍寶山西来寺(りゅうほうざんせいらいじ)」の宝物や、江戸時代後期を代表する学僧で住職だった真阿上人(しんなしょうにん)が集めた仏典などを紹介する特別展が、津市の石水博物館で開かれています。

この特別展は、江戸時代後期に活躍した学僧、真阿上人が西来寺に入寺してから200年となることを記念して企画されました。

真阿上人は、各地から貴重な経典や仏教美術を集め、西来寺に多くの文化財をもたらしたとされています。会場には真阿上人の肖像画をはじめ、仏画や古文書など32件が展示されています。

また、真阿上人は法華経の研究に取り組んでいたと言われていて、貴重な朝鮮版の法華経を見ることができます。

石水博物館の桐田貴史主任学芸員は「いずれも津の文化の力を示す作品。多くの人に来館いただき、本物だからこそ伝わる迫力と魅力を感じてもらえれば幸いです」と話しています。

特別展「西来寺の宝物と真阿上人」は11月8日まで開かれています。