石川祐希

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◆バレーボール▽男子アジア選手権 第1日 日本 - オマーン(4日、福岡・北九州市立総合体育館)

 世界ランク6位の日本はホームで、同64位のオマーンと対戦。午後7時30分開始を予定している。

 2028年ロサンゼルス五輪の大陸予選を兼ね、優勝チームに五輪切符が与えられる大一番。石川祐希主将(ジラート)は「今シーズンで一番大事な大会。必ず優勝して、五輪の出場権を獲得します」と覚悟を口にする。エース格の高橋藍(ルブリン)も「オマーン戦から全力を出し切りたい」と誓った。

 大事な初戦で戦うオマーンとは、過去に13年大会で一度だけ対戦し、3-0で勝っている。ただ、近年は対戦がなく、データの少ない“不気味”な相手に対して警戒を強める。映像を見た上で「身長低いサイドの選手がいて、自分たちよりも身長が低い国と対戦する機会があまりないので、そこは気をつけなければいけない」と印象を語った。

 女子日本代表は8月のアジア選手権の準決勝でタイに1-3で敗れ、3位で最短での切符を逃した。石川は福岡入り後のミーティングで「女子は出場権を逃している。僕たちにもあり得ること。相手やランキングも関係ない。自分たちのやってきたものをしっかり出し切ること」と伝え、チームを引き締めた。

 五輪メダルを目指す日本にとって、五輪本大会の約2年前に最短で出場権を獲得することは大きなメリットがある。主将は「他のチームより余裕を持ちながら五輪に向けて準備はできる」と説明。約2年の準備期間で五輪メダルに照準を定めた強化が可能になり、新戦力や新しい戦略を試したり、有望株に経験を積ませることもできる。ホームで超満員が見込まれ、連覇への舞台は整った。ロス五輪の団体球技1号の切符を総力でつかみ取る。

 ◆バレーボール男子のロサンゼルス五輪への道 開催国の米国を含めて12チームが出場。日本は大陸予選を兼ねたアジア選手権で優勝すれば、最短で出場権を獲得する。それ以外にも27年9月のW杯(ポーランド)で有資格チームを除いた上位3チームに付与され、残りの3枠は28年ネーションズリーグの1次リーグ終了時点での世界ランク上位3チームが得る。

 

 ◆男子アジア選手権 アジア連盟が主催する国際大会で1975年にオーストラリア・メルボルンで開催。日本男子は75年の第1回大会、前回23年大会を含む過去最多10度優勝してきた。今大会は12チームが出場し、1次Lは4チームずつ3組に分かれ、総当たりで対戦。勝ち点の上位8チームが決勝トーナメントに進み、上位3チームが27年W杯、優勝チームに28年ロス五輪の出場権が与えられる。