「雨なんかもういらない」レベル5大雨特別警報から1週間の被災地に再び雨

石川県内で初めて羽咋市や宝達志水町など4つの市と町でレベル5「大雨特別警報」が発表されてから3日で1週間。
いまだ豪雨の爪痕が多く残る県内は3日再び大気の状態が非常に不安定となり、朝から激しい雨が降りました。
川のようになった道を水しぶきを上げながら進む車。
午前6時ごろの穴水町の様子です。
県内は南下する前線の影響で大気の状態が非常に不安定となり午前8時過ぎまでの1時間にかほく市では37.5ミリ、宝達志水町でも30.5ミリの激しい雨を観測しました。
久々江龍飛フィールドキャスター「こちらの川の流れが土砂で詰まって、参道に流れが移っています。雨の影響で流れが速くなり、水が茶色く濁っています」
羽咋市酒井町の永光寺では8月の豪雨で敷地内を流れる川が氾濫し流木などでせき止められたままとなっています。
永光寺・屋敷智乘住職「唖然とするしかない。下の光景みたら。水はけを良くしないと、今しかできない。水の流れが雨が降っている今しかわからない」
また、本堂につながる回廊では、山の水が大量に流れ込んでいました。
住職によりますと本堂の裏にある山が崩れ、排水路が機能していないということです。
永光寺・屋敷智乘住職「お寺とすれば深刻なのは上の土砂崩れのあと、水はけの問題が差し迫っている」
寝不足の住民「雨なんかもういらない」また、永光寺からおよそ700メートル下流の場所では…
住民「この橋のギリギリまで水がきていた」
工事業者が川底に溜まった土砂をかき出す作業に追われていました。
普段は水の量が少なく、穏やかだということですが、勢いよく流れる濁流に、川の両岸がけずられ景色が大きく変わってしまいました。
住民「建設業者が泥をあげているが、泥を上げなければここもあふれて家に入ってしまう」
記録的な豪雨から1週間。住民は不安な日々を過ごしてきました。
住民「寝不足、気が立ってすぐに目が覚めてしまう。すぐに外に出ていた。川の状態がどんな状態か気になって。雨なんかもういらない」
県内は4日も大気の非常に不安定な状態が続く見込みで明け方にかけ落雷や竜巻などの激しい突風などに注意が必要です。
