【巨人】天王山で痛恨の連敗で自力V消滅 阪神にM23点灯 3・5差に開く 田中将大が5回途中3失点
◆JERAセ・リーグ 阪神4―1巨人(29日・甲子園)
巨人が首位攻防戦で痛恨の連敗を喫し、首位・阪神とは3・5ゲーム差。自力優勝が消滅し、阪神に優勝マジック「23」が点灯した。約2か月半ぶりに先発した田中将大投手(37)は5回途中7安打3失点で4敗目。打線は大竹らのリレーの前に1点を返すにとどまった。このカードでの6連敗は2007年以来。窮地に追い込まれたが、30日は小笠原慎之介投手(28)を先発に立て、一矢報いる。
阪神との首位攻防戦第1ラウンドとなった28日は1―4で敗れ、2・5ゲーム差となった巨人。この日、敗れると自力優勝の可能性が消滅して阪神に優勝マジック「23」が点灯する。負けられない大事な一戦の相手先発は大竹。今季2度目の対戦となり、前回は5月2日(甲子園)。7回4安打1得点に封じられて敗れた。そんな中、坂本が「6番・三塁」で2試合ぶりに先発出場するなど、猛虎打線のマジック点灯を阻止するべく、立ち向かった。
初回から積極的に攻めた。1死から佐々木が左前安打で出塁。続く松本はバントを試みたが、打球が体に当たり守備妨害でアウトに。阪神キラーのダルベックが右前安打を放ち、2死一、三塁とチャンスを拡大したが、大城が投ゴロに倒れた。
2回から5回までは3者凡退と、手も足も出ず。大竹に完璧に封じられた。ウィーラー打撃コーチは「低めを丁寧についてゴロアウトを取られている。目線を上げて、引き付けて低く強く打ち返したい。昨日やられているので、今日は何とかやり返したいね」と分析し、打線を鼓舞した。
今季の阪神戦は2戦2勝だった先発・田中将は4回2/3を3失点で降板した。打線は0―3の6回。1死から浦田が左前安打を放って久しぶりの出塁。しかし佐々木、松本が打ち取られ、スコアボードには0が並んだ。7回、阪神は2番手でドリスがマウンドへ上がったが、この回もピシャリと抑えられた。
6回からマウンドに上がっていた赤星は7回、1死から森下への6球目のシュートが手首付近を直撃。藤川監督がベンチを飛び出す中、森下は代走・福島を送られ、阪神ファンからは怒号が飛び交った。1死一、三塁からは大山の二ゴロを浦田が野選。4点目を失って泉に交代。赤星は帽子を脱ぎ、阪神ベンチへ謝罪しながらマウンドを降りた。
8回には則本が移籍後初めて救援登板し、無失点でしのいだが、望みをかけた9回は無得点に終わった。巨人打線は2戦で2得点と打線が湿り、天王山に連敗。このカードでは07年以来の6連敗となって自力優勝が消滅し、阪神に優勝マジック「23」が点灯した。
