43歳男性の“失礼すぎる質問”に、凍りついた38歳婚活女性。“子どもプレッシャー”の現実と、小さな変化とは
◆38歳女性に「由希子さんって、子ども産めますか?」
そんな折、趣味が近く、お見合いでも話が弾んだ43歳の男性と出会いました。距離感が縮まったと感じた3回目のデート。彼から放たれたのは、あまりにデリカシーのない質問でした。
「由希子さんって、子ども産めますか?」
由希子さんは凍りつきました。
「欲しいとは思っていますが、こればかりは授かりものですし、私が決められることではないので……」
由希子さんの思いは、もっともです。
仮に最速で成婚し、すぐに妊娠・出産したとしても、タイミングは39歳。妊活をしたとしても、流産などのリスクは年齢とともに上がっていきます。それなのに、自分は40歳を過ぎていることを棚に上げて、女性を「産む機械」のように品定めする態度は、あまりに不躾(ぶしつけ)です。
◆「子どもはいなくても」派の男性と結婚、出産
ただ、物語には続きがあります。由希子さんはその後、ご縁があった別の同い年の男性と結婚し、なんと40歳で出産したのです。
お相手は離婚歴があり、プロフィールにはこう書いてありました。
「子どもは授かりものと考えています。授からなくても2人で支え合って暮らしていきたい」
この「子ども欲しい」圧がつよすぎない姿勢が、安心感を与え、結果として幸せな家族を築くことにつながったのです。
◆「子どもは欲しくない」と明記する20代婚活女性も
「子どもを望まないのは高齢出産の可能性がある層だけだろう」と考えるのは、今の時代では大きな間違いです。20代の若い女性であっても、自ら「子どもはいなくてもいい」と考える層が増えています。
27歳の春香さん(仮名)は、「子どもは欲しくない」という意志を持って婚活をしていました。
数年前なら、20代女性は「子どもが欲しい」という方が圧倒的多数派で、「子ども欲しくない」という希望で活動しているアラサー女性はほとんど見かけませんでした。しかし、現在は違います。
春香さんはその理由をこう語ります。
「ずっと一人でいるのは寂しいし、支え合っていく家族は欲しい。でも、子どもを育てるのは本当に大変そう。今の経済状況や社会環境で、産んだ後にしっかり育てられないというのは無責任。仕事と両立できる自信もありません」

