43歳男性の“失礼すぎる質問”に、凍りついた38歳婚活女性。“子どもプレッシャー”の現実と、小さな変化とは
彼女は自分の考えをプロフィールにも明記し、マッチングアプリと結婚相談所を併用して活動しました。「子どもを希望しない20代女性」は需要がないのでは、と心配もありましたが、結果は意外なものでした。
◆驚くほどスムーズに、半年で結婚した相手とは
春香さんが積極的に自分から申し込みをしたこともあり、婚活は驚くほどスムーズに進展。半年も経たずに、20代で実家暮らしの男性と婚約したのです。
「彼のプロフィールには『子ども希望』とありましたが、実際にお会いしたら『別に絶対とは思っていない』と言っていました。彼自身、子どもに関しては、いてもいなくてもいいという柔軟なスタンスだったんです」
現在、日本人男性の生涯未婚率は約28%(3.5人に1人)に達しており、親世代にとっても「孫の顔を見る」ことより「息子が一生独身でいるリスク」の方が現実的な脅威となっているのかもしれません。
◆「出産は命がけ。僕が気軽に要求するのは違う」
そんな中、婚活市場で一部の女性から強い人気を集めるのが、大祐さん(仮名・33歳)のような男性です。
医療機関に勤務する大祐さんは、子どもについて「いてもよいし、いなくてもよい」と考えていました。30代の婚活男性としては珍しい考え方であることを伝えると、彼はこう答えました。
「そうなんですか。出産って、現代であっても女性が命がけでやることですよね。授かれば嬉しいけれど、僕が気軽に『欲しい』と要求するのは、ちょっと違うと思うんです」
この素晴らしい考え方に私は感銘を受け、そのままプロフィールに盛り込むことを勧めました。
大祐さんのような考え方は、子どもを強く希望している女性にとっても、実は非常に好印象に映ります。「子どもが欲しいから私を選ぶ」のではなく、「私という人間を尊重し、リスクを理解してくれている」と感じるからです。
◆妊活や子育ての苦労への解像度が上がった
なぜ、これほどまでに「子ども」を前提としない結婚観が広がっているのでしょうか。
こども家庭庁の調査では、結婚に消極的な理由として「収入への不安」「自由時間がなくなる」が上位に挙がっています。
と同時に、女性にとっては妊活や子育ての苦労について、解像度が上がったことも影響していると思います。

