DeNA ノーノー阻止から逆転勝ち 3位争いに価値ある連勝
◇セ・リーグ DeNA4―2中日(2026年8月28日 横浜)
これがDeNAの底力か。一瞬でハマスタの空気が変わり、鮮やかな逆転劇だ。興奮冷めやらぬヒーロー・度会の声が弾んだ。
「先輩たちがつないでくれた分、何が何でも還すぞっていう気持ちで結果を残せてよかった」。7回2死から3番・筒香の四球で高橋宏の完全投球を止めると、0―2の8回先頭の佐野が中前打でノーノーも阻止。そこから打線がつながり、2死満塁で度会が外角低めの難しいスライダーをバットの先で右前に運んだ。二塁走者・蝦名の好走塁もあって同点。続く牧もフェンス直撃の中越え2点二塁打で一気に逆転した。
「いつも練習している粘りのバッティングができた」。そう振り返る殊勲打で、度会は球団のドラフト1位では8人目のシーズン100安打到達。得点圏打率・352はセ・リーグトップだ。無類の勝負強さが呼んだ逆転劇に決勝打の牧は「何かきっかけができたんじゃないかといういい勝ち方」と言った。この日発表された後期スローガン「限界のその先へ。」を地で行く逆転劇。激しい3位争いに価値ある連勝だ。(秋村 誠人)

