佐野なぎさが語る初グラビア

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『週刊プレイボーイ』に登場する女性たちに「初グラビア」にまつわるエピソードや当時の想いを聞く連載、『初グラビア物語〜My First Gravure Story〜』。今回は「令和のIカップ・かしこボディ」とも呼ばれる佐野なぎさ(さの・なぎさ)さんの前編。

佐野さんは、立命館大学を卒業後、2023年に上京。就職を経てグラビアアイドルへと転身し、撮影会などの活動をスタート。2024年3月、TGIF(Tokyo Gravure Idol Festival)と週プレグラジャパ!による次世代グラビアアイドル発掘企画『ツギクルガールオーディション』で見事「週プレ賞」を獲得し、デジタル写真集『上京10ヶ月』で初の撮り下ろし水着グラビアを果たした。

以降、写真週刊誌や漫画誌のグラビアに登場し、ファースト写真集『なぎさの初めて』(KADOKAWA)を発表するなど注目度は高まるばかり。格闘技イベント「KNOCK OUT」のラウンドガールを務めるなど、活躍の場を広げている。

今回はそんな彼女に、一軍女子だった華やかな学生時代から、初グラビア撮影の舞台裏まで赤裸々に語ってもらった。

【写真】佐野なぎさの週プレ初水着グラビア


デジタル写真集『上京10ヶ月』(撮影/カノウリョウマ)より

ーー佐野さんはTGIFと週プレグラジャパ!による発掘企画『ツギクルガールオーディション』(2024年3月)への挑戦が、初グラビアのきっかけなんですよね。

佐野 はい。もう2年半前になりますか。懐かしい! 「ツギクル」と聞くだけで胸が熱くなります。私にとってはホームみたいな場所です(笑)。

ーーそう言っていただけると週プレとしても嬉しいですよ。佐野さんは高校時代、ダンス部で世界大会にも出場された筋金入りの体育会系女子だったとか。

佐野 世界大会に出たのは高2かな。うちの学校は世界大会5連覇中の超強豪校だったんです。それだけに練習は本当に厳しくて。休みは年末年始の大晦日くらいで、朝・昼・夕と練習漬け。私は毎日怒鳴られながら、泣いて帰宅していました(笑)。

ーー強豪ダンス部の一員というだけで、校内でも一目置かれる存在だったのでは?

佐野 そうですね。しかも部員がみんな可愛くて。自分で言うのもなんですけど、ダンス部は全員"一軍女子"みたいな空気感でした(笑)。私自身が一軍だったかは分かりませんけど、教室でもかなり目立つタイプだったと思います。
 

ーー勉強もかなり得意だったそうですね。立命館大学卒で、現在は「令和のかしこボディ」とも呼ばれていますし。

佐野 勉強は大好きでした。純粋に学びたいというよりは「先生の思惑通りに間違えたくない」っていう超負けず嫌い精神が発動して(笑)。学年順位も常に5〜6位くらいをキープしていました。

ーーまさに文武両道の一軍女子! 当時からスタイルの良さも際立っていたんですか?

佐野 胸は小2から大きくなり始めました。高校に入る前にはGカップ、大学でH、最近はI〜Jカップになって。でも学生時代はずっとコンプレックスでしたよ。好きな服は着られないし、下着は高いうえにサイズ自体ない。男子からの視線も常に気になっていて嫌でした。

ーー常に注目の的だったわけですが、芸能界への興味は当時からあったんですか?

佐野 じつは20歳の頃、NMB48さんのオーディションを受けたことがあります。劇場裏のスタバでバイトしていて、メンバーの皆さんがよく来てくださるのを見て憧れたんです。みるきー(渡辺美優紀)さんとみるるん(白間美瑠)さんが好きだったな。2次審査まで進んだんですけど、周りが小中学生ばかりで「ここは自分が入っていい場所じゃない」と諦めました。

ーーそこからグラビアアイドルへはどういう経緯で?

佐野 2023年に就職で上京し、保険会社で働き始めました。でも上司とうまくいかず1ヶ月で退職して。再就職が内定していたんですけど、「せっかくこの胸があるんだし、若いうちに武器として使わない手はないな」と(笑)、直前で辞退しました。それで今の事務所をネットで見つけて応募しました。
 

ーー最初のお仕事は撮影会からですね。人前で水着になる抵抗は?

佐野 そこまでではなかったですね。グラビアアイドルはみんなやっていることですし。最初は個撮だったんですけど、撮影というよりは終始楽しくおしゃべりしていた印象です。

ーー最初から順調にお客さんが集まって?

佐野 いえ、全然ですよ。最初は撮影会以外に、チェキの通販もやってたんですけど15パターン用意したのに1枚しか売れなかったり。あと半年くらいはSNSのフォロワーも1000人未満でした。それまで自撮りすらしたことがなくて、写真の撮り方も投稿の仕方も下手くそでしたから。

ーー落ち込んだりはしなかったんですか?

佐野 全然(笑)。バイトを掛け持ちしていて忙しかったですし、「どうやったらSNSが伸びるかな」とマイペースに考えていました。地元・大阪の両親には会社を辞めた時に「頭おかしいんちゃう?」って本気で呆れられましたけど、「なんとかなるやろ!」って返してましたね。

ーーそこから『ツギクルガールオーディション』へと繋がっていくわけですね。TGIFで週プレ主催の撮影会があり、現場で編集部がピックアップした12名で、デジタル写真集のリリースをかけてオーディション。佐野さんもその中に選ばれたんですよね。

佐野 はい。ただオーディション自体が初めてだったうえに、当日何をするのか聞かされないままだったので、現場に入った時は本当に怖かったです。実際には縄跳びしながら自己紹介したり、バーチャル握手会をやったり。周りは可愛くて特技もある現役アイドルばかりだったので、ずっと緊張しっぱなしで「早く終わって〜!」と思っていました。

ーー着用した三角ビキニはどうでした? グラビア撮影でも使用するもので、思ったより小さかったのでは?

佐野 いえ、撮影会ではもっと小さい水着を着ていたので全然平気でした。水着に関しては「乳首さえ隠れていれば大丈夫」くらいの感覚なんですよ。自分でも変なところでおおらかな性格だなと思います(笑)。

ーーその大胆さも実を結び、見事「週プレ賞」を獲得。初のデジタル写真集『上京10ヶ月』の撮り下ろしが決まりましたが、この撮影が佐野さんにとっての初グラビアになるわけですね。

佐野 そうです。事務所からLINEで連絡が来た時は、嬉しさのあまり飛び上がりましたよ。そして初めての撮り下ろしだったので、ベストな状態で挑みたくて1週間くらいご飯を制限して、しっかりくびれを作ってから臨みました。

ーー撮影現場で印象に残っていることはありますか?

佐野 東京・三鷹のスタジオだったと思いますけど、到着するまでの間もやはり緊張しましたね。撮影が始まったら始まったで、また緊張して(笑)。初めてだし、ポージングとか何が正解なのかわからないじゃないですか。カメラマンさんの言うがままに動いていたけど、「ダメだと思われてないかな」と不安でした。でもそんな緊張の中でも「自分の最大の強みである胸をどうすれば綺麗に、大きく見せられるか」はずっと考えていました。

ーーお気に入りのカットは?

佐野 素肌にパーカーを羽織り、下に何も着ていないように見せたカットですね。撮影の少し前にSNSで似たような投稿をしてバズったことがあって、編集さんも「あれをやりたい!」と言ってくださって。グラビアって水着以外でもこんな見せ方があるんだと新鮮でした。
 
デジタル写真集『上京10ヶ月』(撮影/カノウリョウマ)より

ーーそういえば、この撮影時に水着の紐を指で弾いて胸を揺らすショート動画も撮影したのですが、週プレ公式YouTubeのショート動画でトップの再生数(2026年8月現在・約56万再生)を記録しています。

佐野 えっ!? (動画を見て)あーっ! 本当だ! これ、撮影の合間に編集さんと遊び感覚で撮ったやつですよね。うわ〜、すごいけど、なんか恥ずかしい(笑)!

ーーいやいや、素晴らしい反響です。写真集が出たあとの周囲の反応は?

佐野 オーディションから応援してくださっていたファンの皆さんがすごく喜んでくれました。リリースの少し前に呂布カルマさんがテレビで私の写真を紹介してくださったことも重なって、想像以上に多くの方に見ていただけましたね。

ーーご両親の反応は?

佐野 ちゃんと買って見てくれました。ずっと呆れたままでしたけど、「週プレ賞」を獲ったことを喜んでくれて、そこからはずっと応援してくれています。今ではSNSも細かくチェックしてくれていて、毎回欠かさず「いいね」を押してくれます(笑)。この作品をきっかけに、グラビアアイドルとしての道が本格的に動き出した実感がありました。

●佐野なぎさ(さの・なぎさ) 
2000年6月7日生まれ 大阪府出身 
身長158cm B96 W64 H96 
○立命館大学卒業。2024年開催の週プレとTGIFのコラボ企画「ツギクルガールオーディション」で週プレ賞を受賞。ファースト写真集『なぎさの初めて』(KADOKAWA)が発売中。
公式X【@Sano_nagisa】 
公式Instagram【@sanonagisa_67】 
 
『上京10ヶ月』 佐野なぎさ 撮影:カノウリョウマ 価格:1100円(税込) 「ツギクルガールオーディション」で現場の編集部員を唸らせ、

取材・文/大野智己 撮影/荻原大志