【清水 芽々】「性生活を夜泣きで邪魔されブチギレ」「インスタ映えのために子どもの写真を撮影」…!産後クライシスで崩壊した家庭、夫が繰り返したヤバすぎる行動

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夫が「赤ちゃん返り」してしまった

出産は妻だけでなく、夫にとっても人生の一大事。「子はかすがい」の言葉通り、子どもの誕生は夫婦の絆を深めてくれるものだ。だがなかには、逆に関係が悪化する夫婦も少なくなく、これは「産後クライシス」と呼ばれている。ホルモンバランスの乱れや慣れない育児によるストレスなど妻の事情に加え、夫婦のコミュニケーション不足などが要因として挙げられるが、こんな極端な例もある。

宮城県在住の佐藤文音さん(仮名・32歳)は5年前に第一子である賢人くん(仮名)を出産したが、同い年の夫・亮太さん(仮名)は赤ん坊のいる生活に耐えきれずに家を出て行った。

「賢人の泣き声がうるさいとか、自分の世話をしてくれないとか、家の中が散らかっていて落ち着かないといった理由です。賢人はふたりの子どもなんだから、むしろ家事や育児を手伝ってくれるべきなのに、亮太はすべてを私に丸投げにした挙句、いろいろなことに不満を募らせていました」(文音さん。以下、「」内は同)

賢人くんが泣き出すと、耳栓やヘッドフォンをつけていたという亮太さん。文音さんがそれまで亮太さんに対して行っていた、「入浴時の背中洗い」「耳掃除」「爪の手入れ」といった”お世話”をしてくれなくなったことに腹を立てたのだろうか。文音さんが話しかけても返事をしなかったり、食事に手をつけないなど反抗的な態度をとるようになった。片付いていない部屋にイラつき、おむつの袋を放り投げたり、賢人くんが寝ているベッドを蹴ったりもしていたという。

「全身全霊で賢人の存在を拒否していたような感じでした。『授乳に時間がかかる』という理由で母乳を止めるようにも言われました。夜の生活が賢人の夜泣きで中断された時は、苛立って賢人に掴みかかったこともあります……。父親になるどころか、夫が赤ちゃん返りしたみたいでした」

SNSに”映え写真”を投稿するために…

やがて亮太さんは自分の実家に入り浸るようになった。

「着替えや身の回り品などを持ち込んで、ほぼ実家に住んでいるような状態でした」

夫、そして父親としての責任を放棄するかのような亮太さんに文音さんが呆れ果てていると、義母から電話がかかってきた。

「お詫びの電話か、『息子を迎えに来て』とでも言うのかと思ったら、『賢人に手がかからなくなるまで別居してあげて』『そっちには居場所がなくて可哀想だから、こっちに居させるわよ』と言ってきたんです。話の意味がわからなくて頭がクラクラしました」

文音さんが「父親不在の状態で賢人を育てろと言うんですか?」と尋ねると、義母は「賢人が父親の顔を忘れない程度には顔を出させるから」と言って一方的に電話を切ったという。

「その言葉通りなのかわかりませんが、亮太は月に一度のペースでこちらに顔を出すようになりました」

だが、亮太さんは相変わらず育児を手伝うことはなく、文音さんにスマホを押し付けて賢人くんとの写真を撮らせていた。

「SNSに上げるためです。亮太は賢人が生まれてすぐに育児をテーマにした新しいアカウントを作ったんですよ。〈イクメン〉や〈宝物〉といったハッシュタグをつけて、寝返りが上手になったとかお座りができたみたいな、私が伝えた情報をそのまま投稿していました。動画を撮りたいと言って寝ている賢人を起こしたり、嫌がる賢人に無理やりコスプレさせたりするので私と大喧嘩になったこともあります」

写真を撮るためだけに賢人くんを抱っこし、おむつを替え、お風呂に入れさせる亮太さん。当然、撮影が終われば、賢人くんのことは放置していた。

妻子に渡す生活費も減っていって…

父親としての自覚が芽生えているとは言い難い亮太さんは、文音さんと賢人くんの生活費としてまとまったお金を持って来るものの、その金額も減るばかりだった。

「本人は食費や光熱費として実家に渡しているからだと言っていましたが、ウソだと思いました。会うたびに見覚えのないブランド品を身に着けていましたし、男友達と遊び歩いているのも結婚前から使っている本垢(SNSのメインアカウント)で確認しています。共通の友人からは、亮太が育児アカウントで知り合ったママたちとデートしているという話も聞きました。実家に住むようになってから亮太は車も買い替えていますし、実家からお小遣いをもらっていたかも知れません」

そんな亮太さんに愛想をつかした文音さんは、ひそかに自立の準備を始めた。

「亮太がアテにできないことはわかっていたので、私と賢人の将来を考えて仕事を始めようと思ったんです」

ここから文音さんの反撃が始まる。

後編記事『「産後クライシス」で崩壊した夫婦…!”子育て丸投げ夫”に離婚を突き付けた妻、提示された「あり得ない条件」』に続く。

【つづきを読む】「産後クライシス」で崩壊した夫婦…!”子育て丸投げ夫”に離婚を突き付けた妻、提示された「あり得ない条件」