FBS福岡放送

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福岡県議会の臨時会で17日、蔵内勇夫議長の議長職に対する辞職勧告決議案の採決が中止となりました。「趣旨について十分な理解に至っていない」などとして、採決の中止を求める自民県議の緊急動議が、賛成多数で可決されました。

以下は、自民党県議団の林泰輔県議の緊急動議の全文です。

【緊急動議の全文】

ただいま議長辞職勧告決議案について説明がなされましたが、これはたったいま上程されたものであり、我々議員はその趣旨について十分な理解に至っておりません。

提案者の主張については、先ほど我々自身によって設置を議決した第三者委員会に加え、県の第三者委員会や行革審(行政改革審議会)における調査報告によって事実関係が解明されると承知しております。

このタイミングでの決議については、それらの調査を軽んじ、またその調査内容にも影響を及ぼしかねません。

すべての議員がその調査に対して全面的に協力をし、実態を明らかにすることこそを、ふたたび県民の信頼を回復する第一歩にしなければなりません。

疑惑を疑惑のまま明らかにせず断罪することが果たして、この先の県政を担う政治家にどのように評価されるでしょうか。

長い歴史を積み上げてきた先人たちにどう映るのでしょうか。

我々は議会人として諸般の法令に対して謙虚であるべきと申し上げます。

したがって、その重大な決断を下すにはその提案内容、時間ともに不十分であり、採決をはかることは極めて拙速であります。

すべての調査結果をもって、辞職相当の理由が明らかになれば、その時にこそ蔵内議長に辞職を求めることが望ましいと考えております。

よって、本議案について採決の中止を求めます。