YouTubeチャンネル「アーバンリポート」が、「【最後の難関】東海環状自動車道"未開通区間"の工事が続く!三重と岐阜がつながる!」と題した動画を公開した。動画では、名古屋市周辺を結ぶ東海環状自動車道の最後の未開通区間である、三重県の「いなべIC」から岐阜県の「養老IC」間の建設状況を詳しくレポートしている。

東海環状自動車道は、名古屋市の周辺30~40km圏を環状に結ぶ延長約153kmの高規格幹線道路だ。愛知県の豊田東JCTを起点に、岐阜県を通り、三重県の新四日市JCTまで接続する。現在、残る未開通区間はいなべIC~養老IC間の約18kmとなっており、全線開通に向けた工事が進められている。

動画内ではいなべIC側から建設中のルートを追跡している。この付近は高低差の大きい地形で、土工区間と橋梁区間が混在している。特に谷地をまたぐ田切川橋では大規模な橋梁工事が行われており、田畑の間に壮大な構造物が姿を現している。

さらに進むと、岐阜県境の養老山地を貫く「養老トンネル」へと至る。全長4.7kmに及ぶこのトンネルは両側から掘削を進めているものの、大量の湧水が発生するなど難工事となっている。当初2026年度を予定していた開通時期は後ろ倒しになっており、現在は工程精査中であることが明かされた。一方で、養老山地を抜けた平野部では高架道路の建設が順調に進み、複数の橋脚が立ち並ぶ様子や、養老IC付近でのインターチェンジランプ新設工事の模様が確認できる。

東海環状自動車道が全線開通すれば、都心部への交通を分散する機能や迂回ルートの確保など、多くの効果が期待される。難工事を乗り越え、名古屋都市圏の環状道路網がより充実する日に向け、早期の全線開通が待たれる。

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