【中京記念】デビュー3年目・柴田裕一郎 悲願の重賞初V決める 昨年王者・キープカルムと挑戦「期待に応えるしかない」
「中京記念・G3」(16日、中京)
デビュー3年目の柴田裕一郎騎手(21)=栗東・中竹=が、所属する厩舎の馬で念願の重賞初制覇に挑む。初コンビを組むキープカルムは昨年のサマーマイル王者。「これだけの馬に騎乗させていただけるということは、もう感謝しかありません。僕の成績でこんないい馬に乗せてもらえるのですから、その期待に応えるしかないという感じです」。今年の重賞初騎乗だけに気合が入る。
調教に騎乗してコンタクトを重ねてきた。13日、栗東坂路での最終追い切りでは、感触を確かめながらも動きの良さを実感。「目一杯やっていないですが、反応も良くいい状態です。本当に背中がいい馬。思っていた通りに軽い走りをしますし、すごい走りですね」。重賞覇者の乗り味と走りに賛辞を惜しまない。
これまでJRA重賞は6度挑戦して25年葵Sでの3着(レイピア)が最高。幾度となく壁にはね返されてきたが「この重賞で結果を出したい気持ちは大きいですが、自分が自分がという気持ちにはなり過ぎないように。勝ちたい気持ちだけになり過ぎないようには心掛けています」と前掛かりになる気持ちを必死に抑え込む。騎乗依頼をしてもらったことに対する熱い思いと、勝負に必要な冷静な心を携え、その時を待つ。
