スポニチ

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 若かりし頃、誰もが感じる将来への葛藤。三嶌さららは「姉ちゃんと同じ高校を目指して受験に失敗。高校に入ってやりたいこともなくて。進路を考え始めた時、父のレースを見てこれかもって。初めてレーサーになろうと思いました」とSG覇者である父・誠司と同じ道を追うことを決断した。ただ、姉のこころと同時に受験したボートレーサー養成所の第132期入所試験で合格したのは姉一人だった。「悔しくて諦めようと思ったけど諦めたら後悔すると思った」と、気持ちを奮い立たせた。2度の挫折を乗り越え、姉から1期遅れでボートレーサーになった。

 デビュー3年目の今年は覚醒の兆しを見せている。得点率7位で初の予選突破を決めた1月のまるがめオールレディースは、荒天で準優勝戦が中止(得点率上位6人が優出)。優出チャレンジは幻となったが、7月の尼崎オールレディースで初優出を果たした。12日現在、審査期間中の27年前期適用勝率は5・41と初のA2昇級も視界に入る成長ぶりだ。

 「(5月1日以降の)今期が始まる前くらいに父、姉ちゃんとご飯に行った時に父が“A級になって3人で次の地区選に行くぞ”って言ってくれた。それからA級の勝率を意識するようになりましたね」

 来年の四国地区選はまるがめ開催。偉大な父と姉妹で地元G1を走る大きな目標へ、歩みを止めることはない。次走は17〜21日のまるがめお盆シリーズ。