「今こそ危機感を持つべき」“兄妹V”の張本智和・美和に中国メディアが強い警戒心「日本卓球の台頭は偶然ではない」

張本兄妹の戴冠に王国メディアも反応した(C)Getty Images
8月4日から9日まで行われていた「WTTチャンピオンズ横浜 2026」は、張本智和・美和兄妹がそれぞれ男女シングルスを制した。
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兄の智和は前年に続いての大会連覇を達成。そして妹の美和は、3試合にわたり強豪中国勢を下し頂点に立った。さらに、「WTTチャンピオンズ」での兄妹優勝は史上初の快挙でもあり、張本兄妹は地元開催の大会で強烈なインパクトを残し、その名を歴史に名を刻むこととなった。
今大会ではそれぞれ、海外勢のみならず日本選手にも打ち勝った中でトーナメントを制したことからも、価値ある優勝だったと言えるだろう。また、智和、美和が激戦を勝ち抜き王者となった結果を受け、中国国内でも大きな反響が上がっている。
国内ポータルサイト『網易』が8月10日に掲載した記事において、「張本智和と張本美和。この兄妹は日本卓球界の顔であり、近年、中国代表を最も悩ませてきた相手でもある」と評しており、さらに、「張本兄妹の台頭は、日本卓球界全体が成長していることを示す1つの縮図にすぎない」とライバル国への警戒心を募らせている。
さらに同メディアは、自国代表選手が男女でタイトルを逃した今大会を振り返りながら、「中国代表は、今こそ危機感を持つべきだ。卓球は技術の進化が速く、戦術やプレースタイルも絶えず変化している競技である」と主張。その上で、「張本智和のバックハンドによるチキータや、張本美和の速いテンポの連続攻撃は、中国代表にとって警戒すべき武器となっている」として、それぞれのスキルの高さに目を向ける。
また、中国選手が苦戦を強いられ、張本兄妹が制した横浜大会の内容を踏まえ、「今回発せられた警告は、すでに十分明確だ」と訴えながら、「日本卓球の台頭は偶然ではない。中国代表が過去の栄光に安住していれば、いずれ厳しい結果を招くだろう」と見解を示している。
横浜でそろって頂点の座を掴んだ張本兄妹。その快挙は、国際舞台を支配し続けてきた中国卓球界に、変革の必要性を突きつける結果となったのかもしれない。

