「サマーソニック」の生育状況を確認する大嶋さん(余市町で)

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大玉で収量に期待

 【後志広域】後志管内余市町のJAよいちミニトマト機械共選組合は今年、耐暑性品種「サマーソニック」を新たに導入した。夏場の高温に対処するため、従来品種「小鈴スイート」から転換。生育は順調で、6月下旬から連日、本州の市場へ出荷している。

 「サマーソニック」は、軟果や裂果をはじめ高温障害に強い夏秋栽培向けのミニトマト。近年の猛暑に対応するため、住化アグリテックとベルグアースが共同開発した。

 同共選組合は昨年、正式に導入を決定。かん水や追肥、摘葉などの時期を確認する栽培講習も行った。導入1年目の今年は組合員23戸が計4・8ヘクタールで「サマーソニック」を栽培する。

 大嶋昭仁さん(39)は、同じ夏秋品種「小鈴スイート」を栽培していたハウス8棟(約20アール)で「サマーソニック」を導入。4月末から苗を定植し、5月中旬に茎を支柱やひもで固定して倒伏などを防ぐ誘引作業に当たった。6月下旬には約20キロを収穫し、JAへ出荷した。

 大嶋さんは「枝葉が勢いよく成長するなどとても育てやすい品種。今のところ障害果も極端に少ない」と手応えを語る。「食味も良く、ミニトマトとしては大玉なので生産量も増えるはず」と期待する。

 収穫のピークは7月末から8月中旬の見込み。JAは今季、東京や関西を中心に138トンの出荷を目指す。

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