山形県内の教職員10人が熊本での会議に参加もけが人なし 山形地方気象台 日頃の備え呼びかけ
熊本県で28日、最大震度7を観測する地震が発生しました。山形県によりますと、県内の教職員10人が熊本県内で開かれた会議に参加していましたが、けが人はいないということです。
28日午後4時27分ごろに発生した熊本県を震源とする地震では、宇城市と氷川町で震度7を観測し、大きな被害が出ました。
県教育局によりますと、28日から、学校給食のあり方や食の指導などについて発表する全国会議が熊本市で開かれていて、28日は県内から10人の栄養教諭が参加していましたが、けが人はいないということです。
また、県によりますと、県関係の団体や個人の被害の情報は午後5時の時点で入っていません。一方、県内の医師らで組織される災害派遣医療チームDMATは、現時点で出動要請はないものの、出動に備えて機材の点検や準備を済ませているということです。
中川悠アナウンサー「どういったメカニズムの地震なんですか」
山形地方気象台地震津波防災官 阿部修嗣さん「10年前のものと同じ横ずれ断層で起きた地震。布田川断層帯それから日奈久断層帯と大きく分けて2つあるが今回に関しては日奈久断層帯のより近くで起きた。もともとここに関して断層が裂けるような力がはたらいている所とかつてから言われている。それが原因といえば原因」
今回震源のあった近くには日奈久断層帯があり、今後30年以内に起きる地震の発生確率が3%以上のSランクと高い確率でした。
阿部さんによりますとこうした断層は山形にもあり、注意が必要だといいます。
山形地方気象台地震津波防災官 阿部修嗣さん「活断層帯が山形にこれだけあるがSランクが新庄と山形それから庄内平野東縁。最大でこの中で山形盆地断層帯でM7.3程度ということで今回の熊本地震がM7.1でしたので同じ規模の地震が起きる可能性があるとみられる」
山形地方気象台地震津波防災官阿部修嗣さん「見つかっているものがこれだけあるというだけで地層の中に隠れているや見つかっていない断層もある。そういったところでも地震が起きる可能性はあるため地震の備えは日頃から忘れずにしていただけたら」
また今回は長周期地震動も観測。長周期地震動は地震で起きるゆっくりとした大きな揺れのことでビルや高層マンションなどで長期的に揺れ家具などが倒れ、押しつぶされる危険性もあります。
こうした高層階の揺れは震度で表すことができないため、4つの階級で表現されます。熊本では最大の「階級4」を観測しました。
中川アナ「山形市や上山市など高いビルやマンションもあるのでかなり大きな揺れが予想されますよね」
山形地方気象台地震津波防災官阿部修嗣さん「建物の高いビルの上などではこうした揺れに注意が必要」
この時期ならではの注意するべきこともあるといいます。
山形地方気象台地震津波防災官阿部修嗣さん「梅雨時ですので地盤が緩んでいることが考えられるため土砂災害により注意が必要。さらに暑い状態のため難しいところもあるが水分補給・冷房の効いた部屋にいる・できれば外に出ないこういったことが必要」

