佐々木麟太郎に待つ3年のメジャー“昇格”期限…小林至氏「見切りは早い」
東大卒の元ロッテ投手で、ソフトバンクの球団幹部を経て現桜美林大教授の小林至氏(58)が自身のYouTube「小林至のマネーボール」を更新。大リーグ・マリーンズ入団を選択した佐々木麟太郎内野手(21)の今後を“数字”で占った。
小林氏は「自分で決めた道を歩もうとする佐々木麟太郎選手に心からエールを送りたい」と、決断を最大限尊重した。
ただ、小林氏自身は昨秋NPBドラフト1位で指名したソフトバンク入団を選ぶと予想していたという。
「野球選手として成長するならホークス一択だと思っていた。野球、食事の環境、科学的サポートを含めてホークス以上の場所はないと思っていた」と明かした。
評価としてもソフトバンクの1位指名に対し、マーリンズは8巡目(全体の235番目)。契約金、年俸でも大きな差が出る。
だが、東大からプロ野球選手の道を選んだ小林氏は「佐々木選手の選択は分かる気がする。メジャーを選ぶチャンスは今しかないかもしれないのだから」と話した。
ソフトバンクに入団してもメジャーに行ける保証はない。今ならマイナー契約といえメジャー球団に入れる。
ただ、統計的に佐々木が1度でもメジャー昇格できる確率は20%程度だという。さらに4シーズン以上メジャーに定着するの9人中1人、11%にとどまる。
しかも「上位指名選手ほど優遇される」という。8巡目の佐々木には数字的に厳しい条件が待っている。
入団後は2Aでのプレーが濃厚だという。ルーキーリーグは高卒1年目など18歳前後の選手が多い、ただし、2Aは結果が出なければ見切られるのも早いという。毎年50人単位で入れ替わるメジャーでは、3年目までに昇格できる成績を残す必要がある。
3年目までに昇格できなければマイナー球団同士の数合わせのトレード要員になる場合が多いという。小林氏は「勝負は3年かな」と、マイナー契約の厳しい現実を示した。

