佐野海舟、クラブ合流へ出発「代表に呼ばれるように」 注目の去就は「コントロールできない部分もある」
サッカーW杯北中米大会に出場した日本代表のMF佐野海舟(25=マインツ)が24日、所属クラブ合流に向けた渡欧前に羽田空港で取材に応じ、来月28日開幕の新シーズンへ抱負を語った。
「日々成長しながら、代表に呼ばれるようにまた一からやっていく」
W杯決勝トーナメント1回戦ブラジル戦で先制弾を決めるなど大きな存在感を放ったボランチを巡っては、去就に注目が集まっている。15日には複数の海外メディアが、イングランド・プレミアリーグのリバプールが佐野の獲得に向け6000万ユーロ(約111億5000万円)を提示する準備をしたと報道。その他にもマンチェスターUが獲得に興味を示していると報じられている。
ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」で独自に算出される市場価値が今月22日にアップデートされ、佐野は前回の5月時点から1000万ユーロ(18億6000万円)増となる5000万ユーロ(約93億円)を叩き出した。評価はうなぎのぼりだが、本人は「あまり分からない。誰が決めているのか分からない」と笑いながら困惑しつつ「評価してもらえるのは自信にもつながる。でも、まだまだ自分が目指しているのは上なのでコツコツやり続けていくしかない」と見据えた。
さらなる飛躍が期待される25歳。今後のキャリアを「みんなが(欧州)チャンピオンズリーグや上のクラブに行きたいと思っているし、自分も思っている。プレミアリーグが一番注目されているリーグだと思うので、将来的にはプレーしたい気持ちがある」と語りつつ「でも、(移籍関連は)自分ではコントロールできない部分もある。自分にできることは、今いるところ(クラブ)でやること。そこをブレずにやっていきたい」と自らに言い聞かせるように話した。
▽W杯北中米大会の佐野 日本の全4試合のうち3試合にフル出場し、1次リーグ第2戦チュニジア戦ではアシストを記録。決勝トーナメント1回戦ブラジル戦では前半29分に先制弾を放った。ハーフウエーラインでパスカットすると、自らドリブルで持ち上がり、ペナルティーアーク手前からミドルシュート。強烈なシュートは名手GKアリソンも防げず、ゴール左のサイドネットに決まった。

