ABS秋田放送

写真拡大

湯沢市の夏の風物詩七夕絵どうろうまつりを前に、まつりの主役となる「絵どうろう」づくりが大詰めを迎えています。

湯沢市中心部の商店街を会場に毎年8月5日から3日間行われる「七夕絵どうろうまつり」。

着物姿のあでやかな女性の美人画が描かれた絵どうろうが、夏の夜を幻想的に彩ります。

まつりまで1か月を切り、絵どうろうづくりが大詰めを迎えています。

「湯沢市絵灯ろう保存会」の会長を務める首藤ミヱさんは、今年4基の絵どうろうを制作します。

この日、色付けしたのは花見を楽しむ3人の女性を描いた江戸時代の浮世絵をもとにした作品です。

30年以上、絵どうろうづくりに取り組んでいる首藤さん。

灯りがともったときに人物がより美しく、立体的に浮かび上がるよう、影になる部分に絵の具を塗り重ね、丁寧に仕上げていきます。

湯沢市絵灯ろう保存会 首藤ミヱ 会長
「1年に一度の湯沢にだけしかない絵を描く絵どうろうまつりですので、お客さんにいっぱい知ってもらって、いっぱい来ていただきたいです」

縦2メートル、横3メートルほどの美人画は、この後、保存会のメンバーが木枠に貼り付け、絵どうろうとして組み立てます。

伝統の技が生み出した美人画は、この夏も訪れた人たちを幻想的な夜へと誘います。