YouTubeチャンネル「ホテル暮らしch」が、「【激安ホテル】築120年という歴史のある宿の蔵だった場所が凄かった」を公開した。動画では、奈良県奈良市にある築120年の庄屋屋敷をリノベーションしたゲストハウス「はる家 ならまち」のユニークな設備と宿泊体験を詳細にレポートしている。

JR奈良駅から徒歩15分ほどの閑静な住宅街に佇む同宿は、完全なセルフチェックイン方式を採用している。母屋に入ると広がる共用ラウンジは、昔ながらの伝統的な造りが色濃く残り、水質検査済みの井戸水が飲める水道や、無料のコーヒー、共用冷蔵庫、各種調理家電までが揃う充実ぶりだ。有料のタオルや歯ブラシなどのアメニティも無人販売されており、自身のペースで気兼ねなく滞在できる環境が整っている。

今回投稿者が宿泊する部屋は、母屋の外にひっそりと建つ「蔵」の中にある。内部は木目を基調とした清潔感のあるドミトリー形式に改装されており、蔵の1階には水回りが集約されている。男女共用のトイレに加え、脱衣所が想像以上に広くて明るいシャワールームが完備されている。

特筆すべきは、就寝エリアの構造である。一般的なカプセルタイプの上下2段ベッドでありながら、上段が就寝用の「Bed」、下段がクッションの置かれた「Relaxing floor」として1人用に割り当てられている。就寝スペースが隣の宿泊者と壁1枚で隣接しないよう互い違いに配慮された造りに、投稿者も驚きの声を上げた。下段のスペースについては「キャリーバッグなどを入れる収納スペースとしては重宝しそうでしたね」と、実用性の高さも評価している。

さらに夜には、宿から徒歩3分の路地裏にある隠れた人気ラーメン店「すするか、すすらんか」を訪問。名物の「麻婆豆腐ラーメン(汁なし)」を注文し、「ラーメンの麺が完全に隠れるくらい麻婆豆腐が入っている」と、その圧倒的なボリュームともちもちの太麺に絡む美味しさを絶賛した。

築120年の歴史と趣を感じながら、現代の旅行者に寄り添う快適な設備と独自のプライバシー配慮が光る「はる家 ならまち」。日常から少し離れ、心静かに奈良の夜を過ごしたい人にとって、間違いなく選択肢に入れるべき魅力的な宿である。