トヨタが2026年8月1日から全国販売を開始する「ハイランダー」

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東京限定販売から全国展開へ

 トヨタは、トヨタの米国工場で生産した3列シートSUV「ハイランダー」を、全国のトヨタ車両販売店で2026年8月1日より発売すると明らかにしました。

 ハイランダーは2026年4月2日にトヨタモビリティ東京で先行発売され、当時は全国展開について「今夏以降」を予定しているとしていました。

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 そして今回、全国発売日が8月1日に決定。これにより、これまで東京都内に限られていた販売エリアが全国へ拡大され、全国のトヨタ車両販売店で購入できるようになります。

 なお、日本への導入にあたっては、同年2月16日に施行された、日米交渉を踏まえた「米国製乗用車の認定制度」が活用されています。

 この制度では、日本国内で追加試験を実施することなく、米国の安全基準に適合した車両を日本市場へ導入できることが大きな特徴です。

 これにより、これまで以上にスピーディーな海外生産車の導入が可能となり、日本市場における車種ラインナップの拡充にもつながっています。

 トヨタは、この制度を活用してハイランダーだけでなく、フルサイズピックアップトラック「タンドラ」も日本へ導入しました。

 さらに、米国で販売されている「カムリ」についても、準備が整い次第、日本市場への導入を開始すると発表しており、海外生産モデルの展開を段階的に進めています。

 ハイランダーは、都市部での日常利用からロングドライブ、アウトドアレジャーまで幅広い用途に対応する3列シートSUVです。

 米国では2001年に初代モデルが登場し、2025年までに累計約360万台以上を販売する人気モデルへと成長しました。

 現行モデルは2019年に登場した4代目で、日本では2000年から2007年まで販売されていた「クルーガー」の実質的な後継モデルとして位置付けられています。

 今回、日本で全国販売されるグレードは「Limited ZR Hybrid」です。ボディサイズは全長4950mm×全幅1930mm×全高1730mm、ホイールベースは2850mmとなっています。

 フロントデザインは5代目「RAV4」を思わせる力強い造形を採用し、20インチタイヤやワイドトレッドによって存在感のあるスタイリングを実現しています。ボディカラーは全5色が設定されています。

 室内は3列シート7人乗りレイアウトを採用し、ゆとりある居住空間を確保しています。シート表皮には合成皮革を採用し、12.3インチディスプレイオーディオを標準装備するほか、パノラマルーフやJBLプレミアムサウンドシステム、カラーヘッドアップディスプレイなど、上級SUVにふさわしい快適装備も充実しています。

 また、3列目シートを格納すると約870リットルのラゲッジスペースを確保でき、高い実用性も備えています。

 パワートレインには2.5リッターのハイブリッドシステムを採用し、駆動方式には電気式4WD「E-Four」を設定しています。

 また、エコ・ノーマル・スポーツの3種類から選択できるドライブモードセレクトを備え、さまざまな走行シーンや路面状況に応じた走行性能を発揮します。

 安全装備では「トヨタセーフティセンス」をはじめ、パーキングサポートブレーキやパノラミックビューモニターなどを標準装備しています。価格(消費税込)は860万円です。

 なお、日本仕様はニュージーランド向け仕様をベースとしているため、マルチメディア関連が英語表記となるほか、ソフトウェア更新サービスや車載ナビの一部機能が利用できないなど、海外仕様ならではの制約があります。

 その一方で、国内市場では選択肢が限られていた大型3列シートSUVとして独自の魅力を備えており、8月1日から全国販売が開始されることで、今後はさらに注目を集めそうです。