81年目の夏がやってきた。今年もNetflixで、アニメーション映画「火垂るの墓」(高畑勲監督、1988年)が配信されている。神戸大空襲で戦災孤児となった幼い兄妹の、あまりに哀しい“最期”を描き、「二度と観たくない傑作」とまで呼ばれた名作である。この映画の製作過程の裏側を、新発見資料をもとに描いたノンフィクションが話題となっている。NHKディレクターの寺越陽子さんによる『高畑勲と「火垂るの墓」「幻の脚本」と