アマチュアとして史上2チーム目となるフランス杯ベスト4入りを果たしたモンソーが17日に準決勝でソショーと対戦した。

 モンソーは現在4部リーグB組で12位。今シーズンは一時5部降格の危機も迫ったが、フランス杯ではボルドー、ランスといったリーグ・アン上位チームを退け、準決勝に勝ち進んだ。一方のソショーはリーグ・アン4位、今シーズンは11月半ば以来6位以上をキープしている。

 試合はソショーが圧倒的にボールを支配するが、モンソーが辛うじて守り、90分間で両チーム無得点。延長戦に入って4分、ソショーがグラクスのゴールで先制、その7分後にもルロワが追加点を上げ、モンソーの夢を打ち砕いた。レキップ紙はモンソーの大健闘を称えたが、「勇敢さだけでは足りなかった」と評している。

 ソショーはリーグ・アンでの在籍年数と試合数で最多記録をもつクラブだが、フランス杯の優勝はちょうど70年前にさかのぼる。決勝進出も1988年以来。決勝の相手は、18日のマルセイユ対ナント戦の勝者となる。