「工事費200億円」どうなる新ホール 県議会での議論を記者解説【徳島】
2025年、2度にわたって設計・施工事業者の入札が不調に終わった、藍場浜公園での新ホール整備計画。
県議会2月定例会は、県がその計画をどう軌道修正していくかが、大きな焦点となっています。
(後藤田 知事)
「仮に昨年、他県で落札された事例の平米単価を藍場浜公園西エリアに当てはめた場合」
「現時点で想定される金額を単純計算すると、200億円まで及ぶ状況となっております」
(自民党県民会議・寺井正邇 議員)
「新ホールは県民の期待に応えられるものができるのでしょうか」
「できないのであれば、今一度立ち止まり、建設費や計画を再考すべきと考えます」
(新しい県政を創る会・長池文武 議員)
「一回、県民に問うてみたらどうですか」
混沌さを増す新ホール整備の今後は?
2日間の、代表・一般質問を終えた現状を整理します。
(小玉アナウンサー)
「ここからは、県政担当の浦川記者です。2月議会も、新ホール整備の行方に注目が集まってますね」
(浦川記者)
「そうですね。代表・一般質問でも、新ホール整備の現状を問う議員が多くいました」
(小玉アナウンサー)
「そんな中、2月19日に後藤田知事から気になる発言がありましたね」
(浦川記者)
「そうですね」
19日の代表質問で後藤田知事は、他県での直近の落札事例を参考にすると、現時点の想定で新ホールの工事費が200億円に及ぶとの認識を示しました。
2025年、参加表明がなく2度中止となった入札の際の工事費は上限162億円でしたので、現時点で約40億円増加する想定です。
(小玉アナウンサー)
「200億円となりますと、旧文化センター跡地で進んでいた従来の計画をも上回ることになりますよね」
(浦川記者)
「そうですね。もちろん物価や建設業界の状況は当時と大きく変わっていますので、単純比較はできませんが、前の計画の工事費約194億円を、上回る想定となりました」
(小玉アナウンサー)
「当然、また県の負担が増えるということですよね」
(浦川記者)
「そうですね」
こうしたことから20日、一部の議員から県が今議会に提出した新年度当初予算案から、新ホール整備の関連事業費を分離して再提出するよう求める動議が出されました。
ホール関連事業費を別の議案にして賛否を示す、というのが狙いでしたが、採決の結果、否決されました。
(浦川記者)
「来週には、委員会も始まりますが、新ホール整備を巡っては、引き続き激しい論戦が予想されます」
(小玉アナウンサー)
「ここまで浦川記者でした」
