県内小選挙区の構図は 記者解説でくわしく【徳島】
(森本アナウンサー)
「ここからは、1月27日に公示・2月8日に投開票が行われる衆議院選挙について、取材に当たっている浦川記者とお伝えします」
(森本アナウンサー)
「高市首相が、19日のの会見で衆議院の解散を表明しましたね」
(浦川記者)
「そうですね、事実上の選挙戦がスタートしました」
(浦川記者)
「高市首相は解散の理由について、『高市早苗が総理でいいのか国民に決めてもらう』『進退をかける』などと発言」
(浦川記者)
「与党の中からも異論がある中での解散でしたので、『覚悟』を決めたという感じが伝わってきました」
「一方で、2026年度予算案の年度内成立が困難となり、物価高対策や高校無償化など、政権の肝いりの政策が、予定通り実施できるかが不透明な状況となっています」
(浦川記者)
「解散の大義、是か非かを有権者がどう判断するのかが、選挙戦の最大のポイントになりそうです」
(森本アナウンサー)
「こうした中で、県内の小選挙区の構図はどうなるんでしょうか」
(浦川記者)
「はい、これまでに立候補を表明している、または、有力視されている候補者をまとめました」
(浦川記者)
「まずは徳島1区です」
「自民党の現職・仁木博文氏をはじめ、前回の衆議院選挙で比例復活した高橋永氏が立憲民主党を離党し、新党『中道改革連合』の枠組みから立候補します」
「また、自民党と連立与党を組む日本維新の会の元職・吉田知代氏も立候補の意向を示しています」
(森本アナウンサー)
「顔ぶれは前回の衆議院選挙とほぼ同じですが、連立の枠組み変更や新党の設立など、構図は大きく変わりそうですね」
(浦川記者)
「そうですね」
「立憲民主党県連は1月17日の幹事会の中で、現職の高橋氏が公明党と設立した新党『中道改革連合』から立候補すると発表しました」
「高橋氏は『右寄りの高市政権に対抗するには、中道リベラル勢力が結集しなければいけないと感じていた』と話し、公明党との協力に違和感はないとしています」
(浦川記者)
「この状況でポイントとなるのが、各選挙区あたり1万票~2万票と言われる、『公明票』の行方です」
「公明党県本部は高橋氏の支援を決めています。前回の選挙で仁木氏と高橋氏の票差は3万票あまり」
「連立を組む自民と維新が選挙協力しない中『公明票』がどう動くかが、勝敗に影響を与える可能性もあります」
(森本アナウンサー)
「続いて、2区はどうでしょうか」
(浦川記者)
「徳島2区には、自民党の現職で13選を目指す山口俊一氏」
「国民民主党の新人で前知事の飯泉嘉門氏、共産党の新人・浜共生氏、そして、無所属の新人で県議の北島一人氏が立候補を表明しています」
(森本アナウンサー)
「前回、接戦を演じた山口氏と飯泉氏に加え、山口氏と同じ自民系の北島氏が立候補を表明と、2区は混沌の選挙戦となりそうですね」
(浦川記者)
「そうですね」
「知事を5期20年務めた飯泉氏は『負ければ即引退』を掲げ、前回の選挙に臨みましたが、山口氏に敗れ落選、政界引退を表明しました」
「しかし、20日の会見で飯泉氏は『県内経済が深刻な状況で、多くの人から立候補を求める声があった』と、引退撤回の理由を説明しました」
(浦川記者)
「共産党の新人・浜共生氏は、前回の衆議院選挙に続いての国政挑戦。『アメリカの言いなり、大企業の言いなりの政治を変える』と立候補への決意を語り、若者の支持拡大に向け、SNSの活用に力を入れたいとしています」
「一方、国政初挑戦となる北島氏は、2019年の県議選で初当選し現在2期目」
「自民党会派の所属ですが『政党としてではなく、個人の政策を評価し判断して欲しい』と、党を離党し無所属での挑戦です」
「若者が未来に希望を持てる政治を実現したいと話し、県議としての経験、現場との近さをアピールしたい考えです」
(浦川記者)
「一度は引退を表明しながら撤回した飯泉氏の姿勢が、有権者にどう映るのか」
「そして、事実上の保守分裂選挙が山口氏の牙城とも言える2区の戦いにどう影響するのか、注目が集まります」
(豊成アナウンサー)
「また、参政党は1月21日の夕方、徳島1区に新人の亀井千春氏50歳を公認候補として擁立すると発表しました」
「亀井氏は22日に記者会見を開き、立候補を正式に表明する予定です」
「ここまで、衆議院選挙の県内小選挙区の構図についてお伝えしました」
