50代、老後のために見直した「もの選びのルール」3つ。部屋が狭くなってもソファを置く:2025年8月トップ10
ESSEonlineで2025年8月に公開された記事のなかから、ランキングTOP10入りした記事のひとつを紹介します。
整理収納コンサルタント・須藤昌子さん(50代)は、両親や義理叔母の介護をするなかで、老後を見すえて「もの選び」を見直したそうです。そんな須藤さんが、これからの暮らしをラクに、より豊かにするために心がけていること3つについて語ります。
※ 記事の初出は2025年8月。年齢を含め内容は執筆時の状況です。

1:今の自分が「管理できるものと量」だけもつ

誕生日ケーキには、数字の形のキャンドルを使うと決めていたわが家。使い終わったキャンドルも、きれいな状態なら「また使う機会がある」と取っておくのが当たり前でした。
お店でケーキを選ぶ際に、家で保管している分の確認を忘れてしまうこともしばしば。そんなあるとき、キャンドルの保管場所を確認すると、なんと「6」のキャンドルが3個になってしまいました!
この経験から、キャンドルの保管自体をやめることにしました。保管しているものを活かせないなら、保管している意味がないと気づいてからは、そのほかのものも使ったあと潔く捨てられる自分に変わりました。
2:自分の機嫌を保つことを優先する

以前は、「ソファを置くと部屋が狭くなる」という理由で、フローリングの上にラグを敷いて過ごしていた時期がありました。ですが、イスに座る方がラクだと感じたときから、部屋が狭くなっても、自分たちの快適さを取ることに決めて、ソファを置く選択をしました。
その後、いくつもの家具屋さんに足を運びました。ゆったり座れる座面の奥行きがあるソファよりも、スムーズにさっと座れて、すっと立てるものがよいことに気づきました。
これから年を重ねていくと、思わぬことで、腰やヒザの負担になるなど、今までとは違う不都合を感じることも出てくるでしょう。そのときに、困らず、快適に過ごせるように、これからの暮らしに合うものを選ぶようにしています。
3:収納量よりも使いやすさを重視

以前の私は、収納スペースを隅から隅までムダなく使いたいと考えていましたが、数年前から考え方が変わってきました。
よくある収納術として、「手が届きにくい棚には、使用頻度の低いものを置く」と言われています。ですが、手が届きにくい棚にものを置いたら、それを使うのがよりおっくうになり、「使わないものを収納している状態」になってしまうのではないかと思うのです。
手が届きにくい高い位置にある棚を無理に使ってたくさんものを収納するより、収納量が減っても、高い位置の棚を低くして使いやすさを重視するようになりました。
それからは、スペースいっぱいに収納することよりも、使いにくいものは無理して使わないという、力を抜いた片付け方法に変わりました。そのおかげで、現在の体力に合うラクな収納ができるようになりました。
