リヴァプールのエース、サラー photo/Getty Images

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リヴァプールでプレイするFWモハメド・サラーはクラブのYouTubeにて元アーセナルの指揮官であるアーセン・ヴェンゲル氏にアドバイスをもらった過去があると語った。英『90min』がこれを報じている。

2017年にリヴァプールにやってきて以降、同クラブでは公式戦366試合で221ゴール99アシストを記録しているサラー。32歳となった今シーズンも絶対的エースは健在で、ここまで公式戦17試合で10ゴール10アシストという結果を残している。そんなサラーは稀代の名将であるヴェンゲル氏にどんなアドバイスをもらっていたのだろうか。

「以前、アーセン・ヴェンゲルからアドバイスを受けたことがある。当時、彼はメルウッド(リヴァプールのトレーニング場)にいたんだけど、そこで私は彼に、『良い選手と本当に良い選手の違いは何か』と尋ねたんだ」

「彼はこう言った。『本当に優れた選手は常に試合に集中していると思う。たとえ勢いがなくても、最後の1分まで、あるいはホイッスルが鳴るまで試合に集中している』と」

「だから、私は勢いがつかず、勝てない試合もあることは分かっているが、いつもゲームに集中して試合を終わらせようとしている。私はいつもその瞬間を見つける。試合でいつも上手くいっているわけではない。人間なんだから、それは普通のことだ」

調子が悪くても、流れが悪くても試合が終わるまで集中を切らさず、ゴールを狙える一瞬を常に狙っていると語ったサラー。ここぞというチャンスを逃さないサラーは絶えず試合に集中しているからであり、これにはヴェンゲル氏のアドバイスが大きな影響を及ぼしているようだ。

現行契約では今シーズン限りとなり、リヴァプールでの去就も注目を集めるサラー。今季再び手のつけられない選手となったリヴァプールのエースは再びクラブにタイトルをもたらすことができるだろうか。今シーズンのサラーから目が話せない。