福岡大大濠が初優勝 ベスト5選出の日本代表・渡邉伶音「チームメートが助けてくれた」【バスケ・U18日清食品トップリーグ】
高校バスケットボールの国内最高峰リーグ「U18日清食品トップリーグ」が最終日の17日、東京・代々木第二体育館で男子の4試合があり、福岡大大濠が75―59で藤枝明誠(静岡)に快勝し、通算6勝1敗で初優勝を飾った。福岡第一は4勝3敗で3位だった。
福岡大大濠は、今月のアジア・カップ予選に臨む日本代表の直前合宿に参加している渡邉伶音(3年)も出場し、12得点。湧川裕斗(同)とともに大会のベスト5に選ばれ「チームメートが自分のプレーを助けてくれてのベスト5だと思う。感謝をして、もうちょっと自分の良いところを伸ばしていきたい」と12月23日開幕の全国高校選手権(ウインターカップ)に向けてさらなるレベルアップを誓った。
片峯聡太監督は「美濃加茂さんや八王子(学園八王子)さん、東山さんと僅差の戦いでしっかり勝ちきることができた。自信を含めて素晴らしい大会になったことを心から感謝したい」と貴重な経験がもたらした選手たちの成長ぶりを強調した。渡邉や高田将吾(3年)がU18(18歳以下)日本代表の活動で不在の時期もあった中での優勝。片峯監督は「いろんな選手を育成することができた」と手応えをにじませた。