ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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ジャック・フラハティが大谷評を披露

 大谷翔平投手が所属する米大リーグのドジャースは今季、ナ・リーグ西地区優勝からプレーオフを勝ち進み、ワールドシリーズでもヤンキースを倒して世界一に輝いた。米メディアに出演したジャック・フラハティ投手は、大谷と他の選手の違いついて「彼は誰よりも強い打球を飛ばす」と、絶賛している。

 米スポーツネットワーク「ファンデュエルTV」のMLB専門番組「ラン・イット・バック」に中継で出演したフラハティは、ホストのミッチェル・ビードルさんから「彼(大谷)とプレーするのはどうですか?」と問われ、「WSを制覇した後、彼に言ったんだ。『君はここにきて1年目でWSを制覇した。あと9回続けるだけだ』ってね」と笑いながら優勝後の一幕を語った。

 続けて「彼は本当に普通の人間なんだ。グラウンドに姿を現して、誰よりもハードに練習しているようにみえる。なぜなら彼はトミージョン手術のリハビリや投球練習、そして打撃練習もするからね」と大谷の野球への姿勢に言及した。

 フラハティは「彼は野球界の最大のスターで、全てのメディアが彼の周りにいて、彼は日本最大のスターでもある。そのすべてをこなせるという事実と、いつでも冷静さを保つことができるんだ」と凄さを表現。「それでも彼はショウなんだ。彼と一緒にプレーできて、彼がやることをいつでも目撃できるのは幸運なことだよ」と楽しそうに振り返っていた。

 また「オオタニとチームメートになって、なにかが違うと感じたことはありますか?」という問いに回答したフラハティ。「我々にはムーキーもフレディもいるし、打線にはいろんな選手がいるけど、試合中に彼のバットからボールが放たれた時、全てのホームランは確信弾なんだ」と感心した。

 今季54本でナ・リーグ本塁打王に輝いたその打撃に、「打球音も違う。軽く打たせようとしても、彼は軽く打たないんだ。全ての打席で彼は強い打球を放つ。それが違うところかな。彼は誰よりも強い打球を飛ばすよ」と絶賛していた。

(THE ANSWER編集部)