『ライオン・キング:ムファサ』日本版ポスター ©2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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 12月20日に公開される『ライオン・キング:ムファサ』の日本版ポスターが公開された。

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 壮大なアフリカの大地を舞台に、“生命”をテーマに描かれた一大叙事詩『ライオン・キング』。アニメーション映画として誕生し、2019年には超実写版『ライオン・キング』として全世界で公開され、ディズニー映画として世界歴代映画興収1位となる約16.6億ドルを記録した。

 『ムーンライト』でアカデミー賞作品賞を受賞したバリー・ジェンキンスが監督を務めた本作は、2024年に劇場公開から30周年を迎えるアニメーション映画『ライオン・キング』で息子シンバを命がけで守ったムファサ王と、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーの若き日の兄弟の絆を描く、『ライオン・キング』はじまりの物語だ。

 公開されたポスターでは、荘厳なプライドロックをバックに、異なる方角を向く若き日のムファサとタカ、その水面には大人になったふたりの姿が映し出されている。真っすぐに前を見つめるムファサと、どこか陰りのあるようにもみえる目で遠くを見つめるタカ。別々の道を進むことになる2人の未来が暗示されているかのようなデザインとなっている。

 息子のシンバを命がけで守ったムファサ王と、純粋無垢なシンバを騙し、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカー。因縁関係にも思われる彼らだが、実はかつて、ふたりは血のつながりを超えた強い絆で結ばれていた。もとはシンバ同様、穢れのない心をもつライオンの王子だったタカ。孤児であったムファサを自らの群れに快く迎え入れ、共に暮らしはじめる。いつしか本物の兄弟のようになっていったふたりは、冷酷な敵ライオン・キロスから群れを守るため、新天地を目指す旅に出るが、その道中、彼らの運命を大きく変える“ある出来事”が。仲睦まじかったはずのふたりの身に、一体何があったのか。後に、王の血を引くタカに代わり、プライドランドの王となるムファサと、悪に染まり、誰もが知る“ヴィラン”スカーへ変貌していくタカ。ふたりの誕生の裏に隠された“兄弟”の秘密のドラマが描かれる。

(文=リアルサウンド編集部)