ONEデビューでアネッサ・メクセン(左)と対戦することが決定したKANA(右)

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 「格闘技・ONE」(12月20日、バンコク)

 初代K−1 World GP女子フライ級王者で、9月にアジア最大の格闘技団体「ONE」との契約を発表したKANAのONEデビュー戦が、12月20日にタイ・ルンピニースタジアムで開催される「Friday Fights 92」に31日、決定した。アトム級キックボクシングでアニッサ・メクセンと対戦する。

 アニッサは103勝6敗の戦績を誇る、世界最高峰の女性キックボクサーの一人で、KANAは「初戦でアニッサとオファーをいただいた時は驚きました。110戦以上していてキャリアが長い、そして何より高身長からパンチも蹴りも数がとにかく出る。細かいテクニックも豊富で私自身も憧れ、尊敬している選手」と打ち明けつつ、「楽しみも不安も両方ありますが、ONEという舞台への挑戦者なので思いっきり戦って楽しんでいきたい」と意気込んだ。

 現在はバンコクで練習しており、「朝は走ったりシャドーを繰り返したり動きのイメージトレーニング、午後はミットや実践での練習が多く寝るか練習しているかの毎日」と練習内容を説明。

 「相手も必ずこの試合に勝つ対策をしてくると思います。厳しい戦いになるとは思いますが、必ず勝ってスタートしたい。おそらく相手は110戦以上していてKOされたことがないと思います。チャンスがあれば常に倒しに行く、そのことを忘れず向かってKOで終わらせることができたら最高の形だと思ってます。試合が1年ぶりというのもあり、初めてのONEでのリング、計量、海外というのもあり、不安もありますが、それも含めて全て全力で戦って必ず勝ちます」と必勝を期している。

 大会の模様はU−NEXTで12月20日午後9時30分から生中継される予定だ。