優勝監督インタビューに応じるロバーツ監督(撮影・小林信行)

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 「ワールドシリーズ、ヤンキース6−7ドジャース」(30日、ニューヨーク)

 ドジャース・ロバーツ監督が勝負どころの八回に見せた渾身の両手ガッツポーズと雄たけびに、日本のファンもSNSで反応した。

 3勝1敗で第5戦を迎え、勝てば世界一のドジャースは5点を先取される苦しい展開。五回に一挙5得点で追いつき、八回についに1点を勝ち越した。その裏、2番から始まるヤンキースの攻撃で2死一、二塁のピンチを招いたトライネンが、最後はリゾを空振り三振に仕留めると、ベンチでロバーツ監督が両拳を強く握って雄たけびを上げた。

 SNSでは「ロバーツ監督吼えた!!」「ロバーツ今年イチ吠えたんちゃうか?w」「ロバーツ監督ガッツポーズすげぇw」「ロバーツ監督、絶叫w」とその瞬間の指揮官のアクションにコメントが集まった。

 トライネンは六回2死から登板し、回を2度またいだ。八回1死一、二塁で本塁打を放っているスタントンを迎えた場面では、監督自らマウンドへ行きトライネンを激励。勝負をかけた投手起用に賛辞の声も寄せられた。

 試合後、勝利監督インタビューに臨んだロバーツ監督はトライネンにマウンドで何を話したのか問われ「ただ彼の目を見たかった。彼を頼りにしてきた。彼の目を見て、どうだと聞いた。彼ができると言ったので、彼を信頼した」と説明。直後に「ワールドチャンピオーン!!」と大絶叫した。