ヤンキース・ブーン監督(右)とジャッジ(提供・共同通信社)

写真拡大

 「ワールドシリーズ、ヤンキース6−7ドジャース」(30日、ニューヨーク)

 完全に流れをつかんでいたかと思われたヤンキースが、守備の乱れから同点に追いつかれた。

 5点リードの五回、ここまで好投を続けてきたエースのコールが先頭打者のK・ヘルナンデスに初ヒットを許すと、続くエドマンの打球を中堅・ジャッジがまさかの落球。さらに無死一、二塁で続くスミスの遊ゴロの三塁送球が野選となり、満塁となった。大谷を空振り三振に打ち取り、2死としたが、続くベッツの一ゴロでコールがベースカバーに入らず、適時内野安打にしてしまうと、続くフリーマンが中前打でさらに2点を失った。

 そしてT・ヘルナンデスがセンターオーバーの2点適時二塁打を許し、一気に同点に追いつかれた。まさかの大暗転に、マウンド上でコールは呆然。球場も騒然となった。