ドジャースが圧巻集中打で同点に ベッツ、フリーマン、T・ヘルナンデスの3連続適時打で一挙5点 ヤンキース、ジャッジまさかの落球など守備ミス乱発
「ワールドシリーズ、ヤンキース−ドジャース」(30日、ニューヨーク)
ドジャースが反撃に成功し、五回一挙5点をあげて同点に追いついた。
5点を追う五回、先頭打者のK・ヘルナンデスがチーム初ヒットで出塁すると、続くエドマンの打球を中堅・ジャッジがまさかの落球。無死一、二塁の好機を作ると、続くスミスの遊ゴロの三塁送球が野選となり、満塁に。1死満塁となって、大谷が第3打席を迎えたが、空振り三振に倒れた。
しかし、ベッツのぼてぼての一ゴロで、投手のコールがベースカバーに入らず内野安打に。1点を返すと、続くフリーマンが中前打で2点を追加した。さらにT・ヘルナンデスがセンターオーバーの2点適時二塁打で試合を振り出しに戻した。
今シリーズ4戦連発中のフリーマンはこの2打点でシリーズ12打点とし、1960年のボビー・リチャードソン(ヤンキース)のワールドシリーズ記録に並んだ。