【中継】「総理と幹事長が辞めるべき」石破首相が続投意欲も「進次郎さんだけでは済まない」党内から退陣論も…“少数与党”の行方は
この結果を自民党はどう受け止めているのか、最新情報を自民党本部から、フジテレビ政治部・木村祐太記者が中継でお伝えします。
自民党内からは石破首相への退陣論も出る中、28日午前から総裁応接室で臨時の役員会が開かれています。
石破首相は午前11時ごろ自民党本部に入り、森山幹事長・小泉選挙対策委員長らとともに役員会に出席しています。
執行部の進退に関する動向が焦点で、すでに小泉氏が周辺に辞意を漏らす一方、石破首相は続投の意欲を示しています。
これに対し、党内からは「進次郎さんだけでは済まない。首相と幹事長が辞めるべきだ」との声が上がっていますが、退陣論の広がりは限定的です。
首相が代わっても与党の過半数割れは変わらず、ある党幹部は「そもそもこの状況で誰がやるのかって話だ」と話しています。
石破首相としては、過半数を持たない「少数与党」として国民民主党などの野党に協力を呼びかけ、政策を実現していきたい考えです。
しかし、あるベテラン議員は「何をやるにも野党の協力がないと立ち行かないし、主導権を握られる。根回しもかなり大変だ」と述べています。
石破首相はこのあと午後2時から会見する予定です。