ユニクロ“旗艦店”新宿ビックロ跡地に復活…300人行列、多くのインバウンドも 欧米限定商品の“逆輸入”や「ゴジラ」コラボTシャツも登場
ユニクロ新宿本店が、25日にオープンした。
日本人だけでなく外国人観光客の姿も多く、さまざまな店や人が集まる新宿で、世界一の売り上げを目指すとしている。
オープンの朝、300人の行列
25日にオープンするユニクロ新宿本店前には、朝から小雨が降る中、300人の長い行列ができていた。
出店場所は、2022年に閉店したビックカメラとの協業店舗ビックロの跡地。
オープン日の25日は日本人だけでなく、外国人観光客の姿も多く目についた。
カナダからの観光客:
これ(カーディガン)がユニクロ。これ(シャツ)もユニクロ。
中国からの観光客:
出国当日だけど、ここは大きくて安いから来たんだ。
ヨーロッパやアメリカ限定で販売している商品や、新宿にゆかりのある企業、歌舞伎町のフォトスポットにもなっている「ゴジラ」とのコラボTシャツなど、新宿本店では、ほかの店舗にはない限定品を多く取り扱うのが売りの1つ。
なぜユニクロは、外国人客に人気なのか。秘密は、やはり価格にありそうだ。
スウェーデンからの観光客:
(このジャケットは)7990円。スウェーデンだと1万2000円くらいする。スウェーデンでは、同じユニクロでももっと高いの。
円安の影響もあり、自分の国で買うよりもかなり割安、それでいて高品質なのが魅力だという。
24日は、新宿本店で行われたオープニングイベントに、綾瀬はるかさん(39)と松下洸平さん(37)の2人が駆けつけた。
2人がイベントで「なまこっぽい…」と手にしていた「ラウンドミニショルダーバッグ 3WAYコンパクト」は、オープン記念で3日間限定でプレゼントされる。
ビックロ跡地に再びオープンしたユニクロ新宿本店の一番の狙いは、好立地を生かしたインバウンド需要のさらなる取り組みだ。
「スペシャル」な街・新宿で世界一の売り上げ目指す
実際、新宿には連日、多くの外国人観光客が集まっている。
熱心にスマホを向けていたのは、撮影スポットにもなっているJR新宿駅東口広場の“飛び出す猫”。
ニュージーランドからの観光客が「猫を見に来た」と話すように、今や1つの観光地と化している。
ブラジルからの観光客も「最新の街って感じね。とてもわくわくするわ」と言うように、多くの観光客を引きつけてやまない新宿には、ほかの場所にないものが詰まっているという。
ラトビアからの観光客は「京都の祇園も面白かったけど、新宿がスペシャル」と語った。
さまざまな店や人が集まるこの特別な場所で、ユニクロ新宿本店は、世界一の売り上げを目指すとしている。
(「イット!」 10月25日放送より)