18番でバーディーパットを外し、肩を落とす畑岡奈紗

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 「女子ゴルフ・延田グループ・マスターズGCレディース・最終日」(20日、兵庫県マスターズGC=パー72)

 首位から出たイ・ミニョン(32)=韓国=が71で回り、通算14アンダーの274で2年ぶり7度目の優勝を果たした。終盤で1打差のデッドヒートを守り切った。今年の国内女子ツアーを30代選手が制するのは初めて。今季日本ツアー初参戦の畑岡奈紗、首位から出た岩井明愛はともに2位。山下美夢有は7位だった。

 畑岡は5バーディーも、3番パー4でのダブルボギーが響き、通算13アンダーの2位だった。「午前中、なかなか簡単にはいかないというのはあった。それ以降は我慢のゴルフができて、後半の3アンダーにつながった」と振り返った。

 久しぶりに日本のツアーで優勝争いにも加わり「上位でフィニッシュできたのはうれしいのはあるが、ここまで来たら勝ちたかった。振り返ってしまうと、あそこをこうしていればというのが出てきてしまうけど、この4日間は楽しくできたしやり切れた」と充実感を漂わせた。

 大勢のギャラリーに見守られながらのラウンド。「アメリカツアーだと、あれだけ多くのギャラリーに囲まれてプレーすることは少ない。応援してくれて温かいなと感じた」と感謝の言葉を口にした。