日米防衛相が初会合 日米同盟の抑止力と対処力の強化を確認

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中谷防衛相は、訪問先のイタリアで日本時間10月19日夜、就任後初めてとなるアメリカのオースティン国防長官との日米防衛相会合を行いました。

中谷防衛相は「台湾海峡の平和と安定は国際社会全体にとって重要だ」と述べました。

会談でオースティン長官は、日米での抑止力の強化や、沖縄など南西諸島地域での協力が重要だとの考えを示しました。

これに対し、中谷防衛相は、中国軍による台湾周辺での軍事演習の実施を念頭に、わが国周辺での軍事行動への懸念を示し、石破首相から日米同盟の対処力を強化するよう指示を受けたと述べました。

オースティン長官は、日本の防衛に対する関与は揺るぎないとの姿勢を示しました。