攻撃的でフィジカル重視 トゥヘル新監督が掲げる新生イングランドのプレイスタイル
16日(現地時間)、イングランドサッカー協会(FA)はトーマス・トゥヘル氏の代表監督就任を発表した。契約期間は、2025年1月から翌2026年のワールドカップ北米大会終了までとなっている。
昨季終了後にバイエルン・ミュンヘンを退団し、それ以降フリーだったトゥヘル氏は、イングランド代表ではスベン・ゴラン・エリクソン氏、ファビオ・カペッロ氏に続く3人目の外国人監督となる。
この点については16日の就任会見の場でも質問され、トゥヘル氏は「我々は攻撃的なスタイルでプレイするべきであり、ゲームにおけるフィジカル的な側面を重視する。なぜなら、これこそがイングランドのサッカーであり、サポーターを興奮させると同時に選手達にも適したスタイルだからだ」とコメントし、スピードやパワーといったフィジカル的な優位性を活かした攻撃的なサッカーを展開するつもりであると語った。
寸前のところまで迫っている国際タイトル獲得への最善策は、他所の真似事ではなくイングランドの特徴や強みを押し出すことであるというのが当代屈指の戦術家であるトゥヘル氏の分析のようだ。