ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサ(写真左)とインスタグラマーのウラリエ(同右)

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 ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとインスタグラマーのウラリエが金曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月−金午後1時〜)で、「私の○○記念日」というテーマでメールを募った。

ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサ(写真左)とインスタグラマーのウラリエ(同右)

 小学3年生で野球をはじめたというリスナーは、「プロが使っている球場の打席に立つ」ことが目標だったという。そして中学3年生の8月11日、当時、大阪近鉄バファローズの本拠地だった日本生命球場(大阪)で試合をすることができ、目標を達成。プロが使っている打席だと思うと感動で目が潤み、8月11日は「プロの球場、初打席記念日」となった。

 続いて紹介された女性リスナーの記念日は、「スナックを開店した日」。20歳で結婚し3人の娘を育て、手が離れた2008年7月27日に、以前からの夢だったスナックを開店。現在も当時の客との交流があり、カラオケやスナックに行くこともあるのだとか。

 スナックでよく歌われていた曲に、北川大介『おまえを連れて』があったという文章に、サマンサは「サマンサ・アナンサで『お前は誰や』って曲も言うてました?」とコメント。ウラリエは、「言うてないですよ」と笑っていた。

 なかには、同番組を放送しているラジオ関西のリスナーになった日を記念日に挙げた人もいた。小学6年生のころに宝塚歌劇のファンとなったリスナーにとって、ラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』を初めて聴いた日が記念日だそう。プレゼント抽選に当選し、「パーソナリティーから『素敵なお名前ね』と言われたことがうれしかった」という。

 リスナーの思い出に触れたウラリエが、「ラジオで名前を呼んでもらえるとうれしいですよね」と話すと、サマンサは「(自分たちの番組は)こんな、とってつけたような2人がやっていてかたじけない」と冗談めかしてコメントした。

ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサ

 話題は、数日前に開催された公開収録へと展開。ウラリエから「暑い日でしたけど、どうでした?」と尋ねられると、サマンサは「ドラァグクイーンはお日様の下に立つものではない。スポットライトなどが当たって映えるメイクやから、自然光で見るものではないですよ」と苦笑。

 番組には、公開収録時の感想メールも寄せられた。自身の住んでいる地域から届いているのを見たサマンサは、「車で来たんかな? 私も車に乗せてくれたらよかったのに」とつぶやいていた。

(取材・文=バンク北川 / 放送作家)

※ラジオ関西『Clip金曜日』2024年10月11日放送回より