イングランド代表監督にトーマス・トゥヘル氏が就任することで、イングランドサッカー協会(FA)と合意に達したようだ。英『スカイスポーツ』が伝えている。

 イングランドはEURO2024終了後にガレス・サウスゲイト監督が退任。しかし、後任は決まっておらず、U-21代表監督のリー・カーズリー氏が暫定指揮官となっている。

 トゥヘル氏はマインツやドルトムント、パリSGなどを率い、20-21シーズン途中からチェルシー監督に就任。同シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで頂点へと導いたものの、22-23シーズンのスタートダッシュに失敗したこともあり、開幕直後の22年9月に解任された。

 23年3月からバイエルン指揮官に就任したが、レバークーゼンにブンデスリーガ12連覇を阻止され、23-24シーズン限りで退任していた。

『スカイスポーツ・ドイツ』によると、トゥヘル氏とFAは来年1月1日から18か月の契約を結んだようだ。このため、来月開催のUEFAネーションズリーグのギリシャ戦、アイルランド戦はリー・カーズリー体制で臨むこととなる。