5回無死、中村奨吾(手前)に先制本塁打に浴びた加藤貴之(カメラ・越川 亘)

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◆2024 パーソル クライマックスシリーズ パ・ファーストステージ 第1戦 日本ハム―ロッテ(12日・エスコンフィールド)

 日本ハム・加藤貴之投手(32)が7回途中8安打2失点でマウンドを降りた。

 ポストシーズンの初戦を託され、ロッテ・佐々木との投げ合いで4回まで無失点投球。しかし0―0の5回、7番・中村奨に初球を痛打されて左中間への先制ソロを浴びると、7回先頭ではポランコにバックスクリーンへの一発を叩き込まれた。

 レギュラーシーズンを2位で終え、本拠地でのCS開催をつかんだ日本ハム。6回1/3、71球で降板した左腕は「いい投手が相手だったので粘り強く投げたかったのですが、流れを引き寄せられないままマウンドを降りてしまい申し訳ないです。2点目を与えてしまったことが悔やまれます。あとはブルペン陣に託して、最後まで逆転を信じたいと思います」とコメントした。