STVニュース北海道

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北海道砂川市で10月8日、走行中の軽乗用車が飛び出してきたクマ1頭と衝突する事故がありました。

衝突の瞬間をドライブレコーダーが記録していました。

8日午後5時半ごろ、砂川市の道道を走る軽乗用車に搭載されたドライブレコーダーの映像です。

次の瞬間。

突然、道路脇の水田から飛び出してきたクマと軽乗用車が衝突。

フロントガラスには泥が飛び散ります。

軽乗用車はフロント部分が大破し、走行できなくなりましたが、運転していた男性にけがはありませんでした。

(運転手の男性)「本当に一瞬で目の前に現れてブレーキを踏む間もなかった。車は結局廃車です。やっぱりむなしいですよね」

警察によりますと、クマは体長およそ1メートルで、衝突後そのまま走り去ったということです。

一方、爆竹によるクマの追い払いが行われたのは、千歳市真町の青葉公園です。

公園内では9日、車の運転手からクマの目撃情報が寄せられていて、市や警察が警戒を続けていました。

(千歳市クマ防除隊 坂井憲一隊長)「特にクマの形跡はなかったので安心していいと判断している」

千歳市は安全が確認できたとして午後1時から公園を開放しました。