自ら切断した手の指の治療のために国民健康保険の適用を受けたとして、六代目山口組弘道会の幹部の男が逮捕されました。

 逮捕されたのは、六代目山口組弘道会の幹部・野内正博容疑者(58)です。

 野内容疑者は去年2月、自分の意志で手の指1本を切断したことを隠して医療機関で治療を受け、国民健康保険の本人負担分を除いた治療費およそ4万円の支払いを免れたなどの疑いが持たれています。

 国民健康保険は、わざとケガをするなどの自傷行為には原則適用されません。

 警察は、野内容疑者が指を切断した経緯や認否を明らかにしていません。